Netflixオリジナル『愛なき森で叫べ』がドラマ化 より深まる狂気と愛憎

Netflixオリジナル『愛なき森で叫べ』がドラマ化 より深まる狂気と愛憎
Netflixオリジナル『愛なき森で叫べ』がドラマ化 より深まる狂気と愛憎

椎名桔平さん演じる「村田丈」

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POPなポイントを3行で

  • 園子温監督『愛なき森で叫べ:Deep Cut』が配信へ
  • 同監督の映画を更に深堀りするドラマ版
  • 全7話、Netflixにて配信
2019年秋にNetflixオリジナル映画として公開され、実際の事件から影響を受けた残酷極まりない描写が話題となった映画『愛なき森で叫べ』。

実際の事件からインスパイアされた狂気と愛憎が渦巻く戦慄のサスペンス・スリラーとして話題になった同作が、ドラマシリーズ『愛なき森で叫べ:Deep Cut』として配信されることが決定した。

元々はドラマとして撮影されていたという同作。ドラマ版では、元の脚本をベースにした登場人物の過去などのシーンを追加し、さらにキャラクター性を掘り下げた作品に仕上がっているという。

配信されるのは全7話。4月30日(木)より開始する。

タブーを克明に描き出す鬼才・園子温

『愛なき森で叫べ』の監督をつとめた園子温さんは、性や暴力などの社会的にタブーとされているテーマを扱った作品でも知られる映画監督。

17歳から詩人として活動。4000人のパフォーマーを率いた街頭詩パフォーマンス集団「東京ガガガ」を主宰していた過去もある。

その後は『自殺サークル』や『冷たい熱帯魚』、『ヒミズ』など、衝撃的な映画を数多く社会に送り出し、国内外を魅了。

2018年には稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草なぎ剛さんの3人からなる新しい地図の短編オムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』の監督陣に名を連ねたことでも話題になった。

死体再現方法すら再現した狂気の一作

『愛なき森で叫べ』予告編
『愛なき森で叫べ』は椎名桔平さん演じる詐欺師・村田丈の引き起こす凄惨な事件と、その本性を暴くべく村田にスポットを当てた映画を撮る主人公たちが描かれた作品。

劇中で被害者の死体が処理されるシーンでは、実際に豚を代用して撮影をし、Netflixだからこそ配信できる身の毛もよだつような映像に仕上がっている。

日常の中に潜む悪意と誰もが簡単に加害者になってしまう、リアルを描き出した映画版もこの際にぜひチェックしたい。

冷酷な詐欺師・村田丈

『愛なき森で叫べ』の場面写真をみる (c)2019 Netflix

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