古くは2004年のNHKドラマ『新選組!』、最近では2018年に上演された舞台『日本の歴史』など、多くの魅力的な作品をつくってきた両者のタッグが今回挑戦するのは“シットコム”。
いわゆるシチュエーションコメディの略で、海外ではポピュラーなドラマジャンルだ。日本でも人気のあった『フルハウス』のような、固定のキャストによる会話劇で進行するコメディ作品だ。
三谷幸喜&香取慎吾のプロジェクトにAmazonが加わる
Amazon Prime Videoの5周年記念作品でもある本作は、三谷幸喜さんと香取慎吾さんのプロジェクトにAmazonが企画から参加し製作する、日本オリジナルドラマシリーズの記念すべき第1弾。三谷さんならではの洒落た会話や思いがけない仕掛けの数々が展開され、香取さんがその高い要求に応えていく様子が配信される。
本作はユーモア溢れる作品の数々で笑いを届けてきた三谷さんと、バラエティーなどで強烈な個性を持つキャラクターを演じてきた香取さんの2人が、Amazonと組んで仕掛ける新たな挑戦となる。
アマプラに揃った稲垣、草なぎ、香取──新しい地図
香取慎吾さんが『誰かが、見ている』への主演が決まったことで、稲垣吾郎さんや草なぎ剛さんとともに、「新しい地図」として活動する3人がAmazon Prime Videoでの作品に揃って出演する。 先陣を切ったのは稲垣さん。2018年12月に配信されたシチュエーションドラマ『東京BTH ~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』(トウキョウ ビー・ティー・エイチ)に出演、O型のIT社長・ゴロー役として、要潤さんや勝地涼さんとともにトークを繰り広げた。草なぎさんはその1年後、ユースケ・サンタマリアさんとの1年9か月ぶりの共演となったバラエティー番組「なぎスケ!」に出演。相変わらずの脱力系な雰囲気を見せつけてファンを喜ばせた。
「新しい地図」としての2017年から、インターネットを中心に活動を開始した3人。当時のAbemaTV中心の活動から、今回のAmazon Prime Video、さらに最近では地上波番組にも出演と、彼らの活躍を目にする機会は今後も増えていきそうだ。
香取慎吾「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです」
初回収録を終えた三谷幸喜&香取慎吾のコメント
・三谷幸喜
「17年前にやはりシットコムの『HR』をやって、またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したい、と思っていました。『日本の歴史』を終えた時、(香取さんに)『次は何をやるんでしたっけ?』と聞かれ『シットコムです!』と答えた。その時の香取さんの嬉しそうな顔が印象的でした。シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにピッタリだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”ガタカったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています。」
・香取慎吾
「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです。難しいことへの挑戦でもありましたが、いつも現場は笑いに包まれていました。『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います。Amazon Prime Videoで配信されるので、誰もが観たい時に観られるのはもちろんのこと、ぜひ皆さんに繰り返し何度でも見ていただき、笑顔になっていただけたら僕もうれしいです。」
ユーモアを忘れない
この記事どう思う?
配信情報
「誰かが、見ている」(Amazon Originalドラマシリーズ)
- 配信表記
- 2020年秋 Amazon Prime Videoにて独占配信
- 脚本/監督
- 三谷幸喜
- 主演
- 香取慎吾
関連リンク
0件のコメント