2014年「本屋大賞」受賞作決定! 和田竜『村上海賊の娘』

2014年「本屋大賞」受賞作決定! 和田竜『村上海賊の娘』
2014年「本屋大賞」受賞作決定! 和田竜『村上海賊の娘』

『村上海賊の娘』上・下巻 表紙

全国の書店員が「いま一番売りたい本」を選ぶ、「本屋大賞」2014年度の受賞作が決定した。

第11回目となった今回は、野村萬斎さんや成宮寛貴さん、榮倉奈々さんなどの豪華キャストで映画化もされた『のぼうの城』の作者・和田竜さんの最新作『村上海賊の娘』が選ばれた。

本屋大賞とは?

「本屋大賞」は、出版不況に対する書店の取り組みとして、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が「売り場からベストセラーをつくる!」という意図で設立された小説賞。

一番の特徴は、オンラインも含む新刊書の書店で働く書店員の投票だけで選ばれるという点だ。過去一年間の間で自身が読み、「おもしろかった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票する。

同賞は2004年から開始され、2014年で第11回目の開催となった。

一次投票には全国479書店605人、二次投票には330書店より386人もの投票があった。

二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上で、推薦理由とともにベスト3が投票された。

「2014年本屋大賞」ノミネート作品一覧

大賞『村上海賊の娘』
著:和田竜(新潮社)


2位『昨夜のカレー、明日のパン』
著:木皿泉(河出書房新社)


3位『島はぼくらと』
著:辻村深月(講談社)


4位『さようなら、オレンジ』著:岩城けい(筑摩書房)
5位『とっぴんぱらりの風太郎』著:万城目学(文藝春秋)
6位『教場』著:長岡弘樹(小学館)
7位『ランチのアッコちゃん』著:柚木麻子(双葉社)
8位『想像ラジオ』著:いとうせいこう(河出書房新社)
9位『聖なる怠け者の冒険』著:森見登美彦(朝日新聞出版)
10位『去年の冬、きみと別れ』著:中村文則(幻冬舎)
翻訳小説部門
1位『HHhH プラハ、1942年』
著:ローラン・ビネ / 訳:高橋啓(東京創元社)


2位(3作品)
・『11/22/63』著:スティーヴン・キング / 訳:白石朗訳(文藝春秋)
・『コリーニ事件』著:フェルディナント・フォン・シーラッハ / 訳:酒寄進一(東京創元社)
・『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』著:レイチェル・ジョイス / 訳:亀井よし子(講談社)

文:たかはしさとみ

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