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ヒアリかと思ったらクモ? 画像で意見をくれる「ヒアリ警察」さんに聞いてみました

「ヒアリ」の可能性を疑い、渋谷付近で撮影した写真

危険な外来生物・ヒアリと思しき画像を送ったら意見をくれる「ヒアリ警察」というアカウントがTwitterに登場し話題となっています。 Twitterのプロフィールには、「ヒアリだと思ったそのアリ、本当にヒアリですか?」という説明文が書かれており、連日多くのリプライが寄せられ、その度に「ヒアリと疑わしいかどうか」について見解を伝えてくれます。

ヒアリとは?

南米大陸原産のアリの一種。世界の侵略的外来種ワースト100選であり特定外来生物にも指定されています。大きさが2.5~6ミリで、見た目は、赤茶色。

猛毒の針をもち、刺されるとやけどのような激しい痛みが伴い、場合によってはアナフィラキシーショックを起こし死亡することがあるというので危険です。

さらに人体だけでなく、様々な分野での被害も懸念されています。例えば、農作物や家畜などへ被害や、ヒアリが電線をかじるため電気機器の破損といったリスクも生じます。

日本国内でも、2017年5月に神戸港で国内初となるヒアリが発見されたのを皮きりに、6月に名古屋港と大阪港で、7月6日には東京の大井埠頭のコンテナでも発見されました。

そんな背景から最近、テレビやネットでよくヒアリの話題が取り上げられ、多くの人が恐れる外来生物として社会現象となっています

KAI-YOUにもヒアリ⁈ を目撃した人がいた

現在、ヒアリ警察さんには、「ヒアリ」と思しきアリの画像を送り、判別してもらう人が後を絶たない状態です。

実は、KAI-YOUスタッフの中にも「ヒアリなんじゃないか!?」というアリを目撃した人間が現れたのです。場所は、スタッフが住んでいる渋谷の某マンションの入り口にて、7月7日(木)の深夜3時ごろ。

目撃したスタッフは、恐る恐るそのアリを写真に収めていました。下が、その際に撮った3枚の写真です。 ヒアリ? ヒアリ? ヒアリ? スタッフの証言によると、「渋谷のマンション付近でこれまでアリを見かけたことがなかった」ため、動揺し、帰宅してヒアリの特徴を調べたとのこと。

素人目には似ていると思うものの、ヒアリだともヒアリじゃないとも判断できず、モヤモヤと一晩を過ごしました。

そこで、ちょうど話題になっているヒアリ警察さんに聞いてみました。

ヒアリ警察に聞いてみた。

早速Twitterで聞いてみました。 すると約10分ほど待ってから、返信がきました。「ヒアリではありません。クモです。」と。 え!! クモ????? 

どうみても一般的に想像するクモに見えませんが、調べてみると、アリに擬態するクモの一種「アリグモ」という生物がいるらしいのです(外部リンク)。

確かに、言われてみれば、6本足に2本の触覚だと思っていたものの、8本足に見えてきました…。念のため「アリグモの一種でしょうか?」と確認したところ 「本気でアリグモだと思います」とのこと。 ヒアリとアリグモの画像とを見比べてみると、確かに写真の生物に当てはまっています。 ヒアリではなくアリグモでした ということで、KAI-YOUスタッフがヒアリだと思った生物は、ただのアリグモという結果でした。ヒアリ警察さん、お騒がせしてごめんなさい。

これでアリグモをヒアリじゃないかと誤解する人が一人でも減ってくれたらいいのですが…。

大忙しのヒアリ警察さん、大喜利展開も「ほどほどに」と苦言

ヒアリ警察さんは、アリに関係のない、モハメド・アリの画像を送って大喜利を仕掛けてくるような人に対しても誠実な対応をしており、その華麗なさばき方にも注目が集まっていました。 しかし、あくまで、ヒアリ警察さんは専門家ではないものの、ヒアリを疑い心配している人たちの参考になればと思って始めたとのこと。 当初は、ヒアリ警察の神対応を多くの人が微笑ましく眺めていましたが、このまま悪ふざけが続けば本当に大事な情報が埋もれてしまいます。

実際、ヒアリ警察さんも、「ほどほどにしてくださいね」と苦言を呈する事態に。

目にしたアリを無差別に殺していると、かえってヒアリの侵入を許すことになる

もう一つ、ヒアリの社会現象化によって、目にしたアリを殺虫するという人も増えているそうです。 ヒアリ警察さんは、害のないアリに対する無益な殺生についても諌めています。

同時に、縄張り意識の強いアリは、外来種であるヒアリの定着への抑止力になるとも言われています。

そのため、ヒアリ警察さんは「見つけたアリを無差別に殺すことは、積もり積もればその場所の生態系を破壊し、かえってヒアリの侵入する隙を与える」と、筆者に教えてくれました。

自分で調べてそれでも疑わしければ、参考までにヒアリ警察さんに聞いてみましょう

結局、7月7日21時時点まで、KAI-YOUスタッフのように、ヒアリだと思って聞いてみてもヒアリ警察さんが「ヒアリです」と断定したケースは皆無。その多くは、シリアゲアリやケアリといった別の種類だったそうです。 ここまで騒がれると、見かけたアリがすべてヒアリに見えてしまうのが人間ですが、まずは自分で調べて、もしどうしても「ヒアリじゃないか?」と思った場合は地域の機関に連絡しましょう。

そして、可能性は高くないかもしれないという場合には、あくまで参考までにヒアリ警察さんに聞いてみるのがいいでしょう。 ※本記事は、ヒアリ警察さんの許可を得て配信しています

危険すぎる世界?!

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