漢 a.k.a. GAMI、炎上系YouTuberシバターと抗争へ 動画で遺憾の意を表明

ラッパーの漢 a.k.a. GAMI(漢)さんが、「youtuberにすごく丁寧にオファーしてみたら死ぬほど腹が立った件について」という動画をYouTubeに投稿した。

これは、炎上系YouTuberとして知られるシバターさんに向けて発信されたもの。

動画の冒頭では「YouTuberの漢 a.k.a. GAMIです」と和やかな自己紹介をしながらも、怒りをあらわにした様子でシバターさんに宣戦布告する即興ラップを披露した。

シバターの挑発、丁寧な漢さんの対応

新宿を拠点に活動するヒップホップグループ・MSCのリーダーとしてや「フリースタイルダンジョン」のモンスターとして、切れ味鋭いラップを披露してきた漢さん。
【ノーカット完全版】 KNZZ vs 漢a.k.aGAMI 「TOKYO NIGGAZ」@R LOUNGE
漢さんといえば2016年2月にラッパー・KNZZさんとInstagramやTwitterなどのSNSを巻き込んだ大規模かつ肉弾戦をともなうビーフを見せたばかり。11月には自身のネット番組「漢たちとおさんぽ」で和解宣言をしたものの、大きな波紋を呼んでいた。
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一方のシバターさんは、約70万人のチャンネル登録者数をほこる人気YouTuber。総合格闘技家やプロレスラーとしての顔ももつ武闘派だ。

その一方で、"炎上芸"とも揶揄されるような過激な発言でもしばしば話題に上がる。

今回のことの発端は、6月28日にされたシバターさんのツイート。漢さんに向けて、あからさまな挑発をするような発言が投稿された。 すると翌日には、漢さんが率いる9sari group(鎖GROUP)のアカウントが直接コンタクト。漢さんがいつも動画を見ていることを強調した上で、「一度お会い出来ないでしょうか」と、終始丁寧な口調で直接会う機会を打診する。 シバターさんはその申し出に対し、「横浜まで来てくれるなら」とぶっきらぼうに返答。9sari groupは、以降メールにて詳細を話す旨を記していた。

少し話は逸れるが、漢さんは自身のブログでも、YouTubeをよく見ていることを公言。シバターさんを、一番ヒップホップなYouTuberとして高く評価していた(外部リンク)。

漢さん、ついに直接対決を申し出る

シバターさんは、上述したTwitterでのやりとり以降も、YouTuberのラファエルさんやへきトラハウスらと争う動画をアップ。だが、漢さんの誘いに関してはことごとく無視していた。

冒頭で紹介した動画は、上述した一連の流れを受けて公開されたもの。YouTuberであるシバターさんに対して動画でアンサーを待つ、漢さん流のヒップホップマナーとして解釈できるだろう。

動画の中で、漢さんは格闘家のシバターさんにリングでの直接対決を申し出。漢さん自身のほか、鈴川真一さん、TAKASHI a.k.a. BLACKEEさんら計3名の名前を挙げながらMMA(混合格闘技)での試合を提示した。

ラッパーに興味がないというシバターさんの発言もあったことから、ラップについて話す必要のないMMAを選んだのだろうか。漢さんからシバターさんに歩み寄りを見せ、相手の土俵に乗ったかたちとなる。

一方のシバターさんは、会員向けのニコニコ生放送というクローズドな状況ではあるものの、自身の態度を表明。

その放送を確認した鎖GROUP広報部による要約が下記だ。

・yahooメールしか見ないからgmailは見ておらず、担当のスタッフが見ているだけ
・そもそも自分の方が有名だから、漢a.k.a.GAMIみたいな小物を相手にしたくない
・youtubeで企業案件をやれば一本100万円もらえるからギャラが安そうな仕事をしたくない
・ライムスターは少し好きだが、その他の日本人ラッパーはださいし興味がない 漢 a.k.a. GAMI OFFICIAL BLOG(外部リンク)より

当事者である以上、肩入れをしている見方も否定できないが、「弊社代表も、ボコボコになって泣いているシバターさんを早く見たいと申しておりますので、ご検討宜しくお願いいたします」と強い口調で同ブログを締めくくっている。

なお、7月5日にはついに動画でアンサーを返すことを示唆するツイートを投稿。ヘッズ(ヒップホップファン)たちの肝を冷やすような発言を続け、後戻りのできない状況となっているだけに、今後の展開に注目が集まっている。

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