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大塚英志の新書『二階の住人とその時代』 おたく文化の萌芽を振り返る

『二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史』

批評家/漫画原作者・大塚英志さんによる新書『二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史』が、星海社より4月26日に発売された。

これは、大塚英志さんがスタジオジブリのPR誌『熱風』で連載していたコラムを書籍化したもの。

1980年代に徳間書店のアニメ専門雑誌『アニメージュ』編集者として、今日に至る「おたく」文化の芽生えとメディア産業の変動を目撃してきた大塚英志さんによる青春譚となっている。

「おたく」文化の萌芽は「二階」にあった

大塚英志さんは、1980年代に徳間書店や白夜書房、角川書店で編集者として活動。近年の代表的な著書として『「おたく」の精神史』などがあり、現在ではサブカルチャーに造詣の深い評論家として、論壇で一定の地位を得ている。

今回刊行された『二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史』は、そんな大塚さんが、東京・新橋のビル2階にかつて存在していた徳間書店『アニメージュ』編集部で活動していた時代を振り返るという内容。

のちの「おたく」文化の担い手として歴史に名を残す人々が集まっていた『アニメージュ』編集部内で巻き起こるさまざまな出来事を全29章にわたってつづった、「おたく」文化の史料ともいえる内容となっている。 Twitterでは、星海社副社長の太田克史さんも「すごくいい本になりそう。」と期待のコメントを残している。

執筆者:はるお

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