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水木しげるさん（91）、すた丼を食らう！ 全集も絶賛刊行中

水木しげるさん（91）、すた丼を食らう！ 全集も絶賛刊行中
水木しげるさん（91）、すた丼を食らう！ 全集も絶賛刊行中

お持ち帰りした「すた丼」を食べる水木しげるさん

2013年12月5日（木）、『ゲゲゲの鬼太郎』や『河童の三平』などの代表作で知られる、国民的マンガ家・水木しげるさんが、「すた丼」をお持ち帰りし食べていたことがわかり、ネットを中心に話題となっている。

水木さん「すた丼」を79点と評価

情報元になったのは、上記の水木プロダクションの公式Twitterアカウントのツイート。91歳の水木さんと、にんにく風味の豚肉と白米の織りなすマリアージュと、そのボリューム感から若者を中心に多くの男性から絶大な支持を得ている伝説のすた丼屋の「すた丼」との組み合わせがTwitterで話題に。

それを見たユーザーからは、「お元気そうでなにより」「是非ともラーメン二郎にご案内したい」というコメントも。ちなみに水木プロダクションの所在地から、すた丼をお持ち帰りした店舗は「伝説のすた丼屋」調布店だと推察される。

創作の源は食にあり？　食欲旺盛な水木さん

水木さんが91歳とは思えないほどの旺盛な食欲を持っていることはファンにはすでに知られており、過去にもかた焼きそばや、いちご大福、そしてマクドナルドのダブルクォーターパウンダーまで、様々なものをおいしそうに召し上がっている。

『水木しげる漫画大全集』刊行中！

そんな水木さんといえば、2013年6月より、幻の貸本デビュー作から連載中の作品、そして現在構想中のものまでを網羅的に収録予定の『水木しげる漫画大全集』を3期に分け毎月2冊ずつ絶賛刊行中。監修を小説家の京極夏彦さんが担当し、原稿についても発表時の美しさを取り戻すべく、原画をデジタル化して印刷するなど、力を込めた一大プロジェクトだ。

全33巻からなる第1期本をまとめて予約すると、全集と同じサイズでつくられたスペシャル別巻『別巻1　未発表作品／未完成作品・未定稿集』と、ねずみ男の名刺がついた『ビビビの名刺入れ』がダブル特典としてついてくる。 腹が減っては戦はできぬ、の格言通り、すてきな全集と新しい作品づくりのために、これからも水木さんには好きなものをたくさん召し上がっていただきたい。
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武田 俊

執筆

1986年、名古屋市生まれ。法政大学文学部日本文学科在籍中に、世界と遊ぶ文芸誌『界遊』を創刊。編集者／ライターとして活動を始める。2011年、メディアプロダクション・KAI-YOU,LLC. を設立。「すべてのメディアをコミュニケーション＋コンテンツの場に編集・構築する」をモット−に、カルチャーや広告の領域を中心に、文芸、Web、メディア、映画、アニメ、アイドル、テクノロジーなどジャンルを横断したプロジェクトを手がける。NHK「ニッポンのジレンマ」に出演ほか、講演、イベント出演も多数。現在はフリーランスとして活動中。右投右打。