夏に向けて暑い日々が続くかと思いきや、もう梅雨の時期になってしまいましたね。
雨の日が続き、どうしても気分が落ちてしまいがちな人も多いと思いますが、こんな時期だからこそ、お家でアニメでも観て楽しく梅雨の日々を過ごしましょう!
今回は、思わずクスっときてしまったり、不思議と心温まるような雨をテーマとしたアニメ、雨のシーンやエピソードが印象的なアニメを紹介していきます。
『雲のむこう、約束の場所』や『秒速5センチメートル』などを手がけた、新海誠監督の大ヒット映画作品。靴職人を目指す高校生・タカオと、雨の日の日本庭園で出会った謎の女性・ユキノとの心の通い合いを描きます。
梅雨の季節を題材としていることもあり、全編を通して雨のシーンが多いのが特徴。物憂げな空のもとで揺れ動く繊細な心理描写、人物の陰影にまで反映された美しい景色の色味や明暗、さまざまな雨を描いた丁寧なビジュアル表現が印象的な作品です。
ちなみに作中に登場する日本庭園は、新宿御苑内の庭園がモデルになっているそうです。私もユキノさんみたいに、缶ビール片手にふらっと新宿御苑に立ち寄りたい……(実際は園内は飲酒禁止です)。
公式Webサイト:http://www.kotonohanoniwa.jp/
6月5日より公開中の映画『台風のノルダ』のキャラクターデザインと作画監督をつとめた若手アニメーション作家・石田祐康さんが、京都精華大学アニメーション科の卒業制作として手がけた短編作品。本作は2011年に、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で新人賞を受賞したことでも話題となりました。
人々から忘れ去られた雨の止まない街「rain town」に迷い込んだ少女と、かつての街並みの記憶を残す1体のロボットとの触れ合いを、繊細なタッチで描いています。
セリフは一切なく、耳に残るのは静かなピアノのBGMと雨音だけ。退廃的な街並みから感じられる寂しさや切なさとは対照的に、どこか懐かしさや優しさにもあふれた不思議な作品となっています。
なお、本作は『台風のノルダ』公開を記念して劇場先行販売される『陽なたのアオシグレ』Blu-rayの映像特典として収録されています。
『時をかける少女』や『サマーウォーズ』などで知られる、細田守監督による大ヒット映画作品。「おおかみおとこ」と結ばれた主人公・花の半生を、娘である雪が語るかたちで綴られます。
雪の弟・雨が生まれた日や、父であるおおかみおとこが謎の死を遂げた日、そして嵐の中家出した雨を花が追いかける場面など、物語における重要なシーンで雨が描かれています(けっこう観てて辛いシーンが多いけれど……)。
富山県の立山地方をモデルとした雄大な自然と、その中で生き生きと暮らす花たちの姿が印象的な本作。雨と雪の成長や出会い、そして別れにも涙せずにはいられません。
公式Webサイト:http://www.ookamikodomo.jp/
少女漫画雑誌『花とゆめ』で連載中の、椎名橙さんによる漫画が原作。「晴れの大国」の若き太陽王ことリヴィウス1世のもとに嫁いだ「雨の公国」の公女・ニケ・ルメルシエを主人公とした物語です。
ニケは、その美しい歌声で雨を呼ぶ「アメフラシ」という能力を持っており、幼いころに母を暗殺され心を閉ざしたリビと、その能力を通して少しずつ心を通わせていきます。
アメフラシの儀式の時に歌われる、ニケ役の前田玲奈さんによる「アメフラシの歌~Beautiful Rain~」は必聴! そして、とても12歳の少年とは思えないようなリビの(いろんな意味で)大胆な言動には、思わずドキッとしてしまうこと間違いなしでしょう。
公式Webサイト:http://www.ntv.co.jp/soreseka/
こちらは4月より放送中の、同名の声優ボイス電子漫画のスピンオフ作品。喫茶店「レイニーカラー」でバイトとして働く大学生・都倉碧が、さまざまな人との出会いを通じて成長していく姿を描いた喫茶店ドタバタストーリーです。
碧は、雨の日にたどり着いたレイニーカラーで1杯のココアを飲み、そのまま勢いでバイトをすることに。そこには、無口でクールだけど優しい一面も見せる岩瀬啓一、そんな彼を茶化すのが好きな桜木涼太、優しく温和で女性客に人気のマスター・古賀シオンなど、個性豊かな人々が待っていました。
肌寒い雨の日には、ココア片手に彼らのかけあいを観ながらほっこりしたいものです。ちなみにこれは2分ほどのショートアニメですが、主人公の碧役を演じる下野紘さんをはじめ、緑川光さん、宮野真守さん、平川大輔さん、堀川りょうさんといった豪華なキャスティングにも注目です。
公式Webサイト:http://rainycocoa.jp/anime/
雨の日が続き、どうしても気分が落ちてしまいがちな人も多いと思いますが、こんな時期だからこそ、お家でアニメでも観て楽しく梅雨の日々を過ごしましょう!
今回は、思わずクスっときてしまったり、不思議と心温まるような雨をテーマとしたアニメ、雨のシーンやエピソードが印象的なアニメを紹介していきます。
言の葉の庭
『言の葉の庭』 予告篇 "The Garden of Words" Trailer
梅雨の季節を題材としていることもあり、全編を通して雨のシーンが多いのが特徴。物憂げな空のもとで揺れ動く繊細な心理描写、人物の陰影にまで反映された美しい景色の色味や明暗、さまざまな雨を描いた丁寧なビジュアル表現が印象的な作品です。
ちなみに作中に登場する日本庭園は、新宿御苑内の庭園がモデルになっているそうです。私もユキノさんみたいに、缶ビール片手にふらっと新宿御苑に立ち寄りたい……(実際は園内は飲酒禁止です)。
公式Webサイト:http://www.kotonohanoniwa.jp/
rain town
rain town
人々から忘れ去られた雨の止まない街「rain town」に迷い込んだ少女と、かつての街並みの記憶を残す1体のロボットとの触れ合いを、繊細なタッチで描いています。
セリフは一切なく、耳に残るのは静かなピアノのBGMと雨音だけ。退廃的な街並みから感じられる寂しさや切なさとは対照的に、どこか懐かしさや優しさにもあふれた不思議な作品となっています。
なお、本作は『台風のノルダ』公開を記念して劇場先行販売される『陽なたのアオシグレ』Blu-rayの映像特典として収録されています。
おおかみこどもの雨と雪
映画「おおかみこどもの雨と雪」予告3
雪の弟・雨が生まれた日や、父であるおおかみおとこが謎の死を遂げた日、そして嵐の中家出した雨を花が追いかける場面など、物語における重要なシーンで雨が描かれています(けっこう観てて辛いシーンが多いけれど……)。
富山県の立山地方をモデルとした雄大な自然と、その中で生き生きと暮らす花たちの姿が印象的な本作。雨と雪の成長や出会い、そして別れにも涙せずにはいられません。
公式Webサイト:http://www.ookamikodomo.jp/
それでも世界は美しい
【ニコニコ動画】それでも世界は美しい 第1話「晴れの大国」
少女漫画雑誌『花とゆめ』で連載中の、椎名橙さんによる漫画が原作。「晴れの大国」の若き太陽王ことリヴィウス1世のもとに嫁いだ「雨の公国」の公女・ニケ・ルメルシエを主人公とした物語です。
ニケは、その美しい歌声で雨を呼ぶ「アメフラシ」という能力を持っており、幼いころに母を暗殺され心を閉ざしたリビと、その能力を通して少しずつ心を通わせていきます。
アメフラシの儀式の時に歌われる、ニケ役の前田玲奈さんによる「アメフラシの歌~Beautiful Rain~」は必聴! そして、とても12歳の少年とは思えないようなリビの(いろんな意味で)大胆な言動には、思わずドキッとしてしまうこと間違いなしでしょう。
公式Webサイト:http://www.ntv.co.jp/soreseka/
雨色ココア
雨色ココア 第1話「都倉碧です」
こちらは4月より放送中の、同名の声優ボイス電子漫画のスピンオフ作品。喫茶店「レイニーカラー」でバイトとして働く大学生・都倉碧が、さまざまな人との出会いを通じて成長していく姿を描いた喫茶店ドタバタストーリーです。
碧は、雨の日にたどり着いたレイニーカラーで1杯のココアを飲み、そのまま勢いでバイトをすることに。そこには、無口でクールだけど優しい一面も見せる岩瀬啓一、そんな彼を茶化すのが好きな桜木涼太、優しく温和で女性客に人気のマスター・古賀シオンなど、個性豊かな人々が待っていました。
肌寒い雨の日には、ココア片手に彼らのかけあいを観ながらほっこりしたいものです。ちなみにこれは2分ほどのショートアニメですが、主人公の碧役を演じる下野紘さんをはじめ、緑川光さん、宮野真守さん、平川大輔さん、堀川りょうさんといった豪華なキャスティングにも注目です。
公式Webサイト:http://rainycocoa.jp/anime/
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