同作は蛇ノ道ハ蛇ソフト10周年を記念する企画。「今度のエロゲーは憲法改正問題だ!!!」「ねぇねぇ、戦争の話をしようよ!」「右と左、どっちの彼女が好き?」という秀逸すぎるキャッチコピーやキャラクター設定でにわかに話題となっている。
改憲派か、護憲派か、それとも!?
アダルトゲームといえば、様々なヒロインを攻略して恋愛関係を築いていくのが王道的なセオリーだが、本作は憲法9条改正についての「ディベート」を扱った一風変わったゲームになるようだ。『DS9 ディベートスクールナイン』では、各ヒロインは「改憲派」「護憲派」「中立派」に分類され、それぞれのキャラクター設定によりいずれかに振り分けられている。
各キャラクターのプロフィールも公開され、生年月日やスリーサイズ、下着や趣味と並んで、思想についても記述されている。
戦争は人類の本能……戦争は治療法のない病気のようなもの。
それを肯定して正しく対応していきたいと考えている。 改憲派・大和永遠のプロフィールより
熱く平和憲法の夢を語る。
戦争するぐらいなら、無抵抗で平和を訴えて「笑って死ぬ」と主張。
憲法九条は世界に誇れる思想で、人類の理想だと信じている。護憲派・九條真のプロフィールより
人類の歴史を見ても、戦争を無くすことは出来ない。
孫子曰く「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の地なり。察せざるべからず」
戦争放棄という選択肢はありえない。改憲派・春野桜子のプロフィールより
昨今の国際政治の中でも最も重要かつセンシティブな憲法9条改正というトピックとアダルトゲームの組み合わせは、一体どのような化学反応を起こすのか。「人権」を守るということに重きをおいている。
あらゆる人権を蹂躙する戦争を否定。
老子の「兵は不祥の器にして、君子の器にあらず」を信じている。改憲派・大前唯南のプロフィールより
すでにTwitter等ではこの異色のゲームの発表に、動揺を隠しきれない数多くのユーザーが驚きのツイートをしている。
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