「世界の終わり」をテーマにしたホラー体験型展覧会「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」が、7月11日(金)から9月27日(土)にかけて東京・六本木ミュージアムで開催される。
本展覧会を企画したのは、映画化も話題の『近畿地方のある場所について』の原作者・背筋さん、ホラーゲーム『SIREN』の脚本家・佐藤直子さん、気鋭の若手ホラー映画監督・西山将貴さんが結成したクリエイターユニット「バミューダ3」。
開催発表に合わせ、イラストレーター・米山舞さんが描き下ろした「終末の少女」を用いたキービジュアルが公開された。
【画像】米山舞さんが描き下ろした4枚の「終末の少女」世界の終わりを辿るホラー体験型展覧会「1999展」
「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」は、ホラーと体験を軸にした展覧会。
公式サイトでは、本展について「1999年、『世界は滅びる』とノストラダムスは予言した。~(中略)~だが、本当に『あの日』世界は終わらなかったのだろうか? あなたはいま、1999年の訪れなかった『あの日』を目撃する」と紹介されている。
その説明の通り、本展覧会のテーマは1999年と世界の滅亡。情報解禁に伴って公開された公式サイトも90年代の個人サイトのようなデザインになっており、そこから「2025年に戻る」をクリックすると、現代的なデザインのページに遷移する。
個人サイト風の「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」公式サイト/画像は展覧会公式サイトから
ゲーム『SIREN』を通じて出会った「バミューダ3」
「1999展」は、背筋さん、佐藤直子さん、西山将貴さんによるクリエイターユニット・バミューダ3として初の企画。
そもそも、彼らが出会ったのは、西山将貴さんが『SIREN』の実写映像化を希望していたことがきっかけ。
「バミューダ3」ロゴ
そこから佐藤直子さんと出会い、『SIREN』ファンだという背筋さんが合流し意気投合。佐藤直子さんを主宰とし、「バミューダ3」が結成された。
それぞれの分野で作品を生み出し、ゲームを共通項として集った3人がどのような体験を生み出すのか、期待がかかる。
米山舞が描き下ろした「終末の少女」
公式サイトには「予言されたあの『世界の終わり』を”終末の少女”の導きによって辿ります」との一文もあり、米山舞さんが描いた「終末の少女」がなんらかの鍵を握っていると思われる。
展覧会では、4,900円の数量限定スペシャルチケットに「終末の少女」がデザインされたトートバッグとしおり(全5種・ランダム)が付属。
スペシャルチケットに付属するトートバッグとしおり
なお、通常チケットの価格は大人が2500円、学生が2000円、小学生が1300円となる。
また、来場特典として、背筋さんの書き下ろし短編がプレゼントされる。
アニメーター/イラストレーターとして活躍する米山舞
展覧会の鍵を握る「終末の少女」を描いたのは、クリエイティブスタジオ・SSS by applibotに所属するイラストレーター/アニメーターの米山舞さん。
イラストレーターとしては、アパレルブランド「RADIO EVA」ビジュアルを手掛けたほか、メイクアップブランド「KATE」とのコラボレーションなどを実施。
アニメーターとしては、TRIGGERの『キルラキル -KILL la KILL-』や『キズナイーバー』の作画監督を歴任したほか、『サイバーパンク:エッジランナーズ』や『LAZARUS』のエンディングムービーの監督をつとめている。
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イベント情報
「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」
- 期間
- 2025年7月11日(金)~2025年9月27(土)
- 時間
- 10:00~18:00
- 10:00~20:00/(金)(土)、お盆期間 8/8(金)~8/17(日)
- ※開館時間は変更となる場合がございます。最新情報は展覧会公式サイトをご確認ください。
- 会場
- 六本木ミュージアム(東京都港区六本木5丁目6−20)
- 企画
- バミューダ3 ラストワンダー
- 主催
- ソニー・ミュージックエンタテインメント 東宝 ニッポン放送
- 企画協力
- ソニー・クリエイティブプロダクツ
- 制作協力
- SSS by applibot AB&Co. 五叉路 蜃気楼 ディレクションズ ナイデル ビーワークス
- 宣伝協力
- KADOKAWA(ファミ通文庫編集部)
- キャラクターデザイン
- 米山舞
- 公式サイト
- https://1999-kioku.jp/
- チケット販売サイト
- https://eplus.jp/1999-kioku/
- 公式X
- https://x.com/1999_kioku
- お問い合わせ
- 1999展 問い合わせ事務局
- info@1999-kioku.jp
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