声優・梶裕貴さんがプロデュースする音声AIプロジェクト「【そよぎフラクタル】」の3Dライブ「梵そよぎ1st EXPO『0rigin』」が、4月21日(火)から配信される。
配信は配信プラットフォーム・イープラス(eplus)にて実施。昼公演または夜公演の単独チケットは2000円(税込)、通し券は3000円(税込)となる。
公演は3月8日に東京ガーデンシアターで開催。「【そよぎフラクタル】」の集大成として、音声AIキャラクターと人間の声優が共演する新たな表現が披露された。
梶裕貴の音声AI「梵そよぎ」が示すAIと人間の共創
「【そよぎフラクタル】」は、梶裕貴さんの声優活動20周年を記念して2023年に始動したキャラクタープロジェクト。
背景には、生成AIと声優を巡る問題がある。近年、声優やアーティストの声をAIに無断学習させ、模倣した声で歌唱動画を制作・公開するユーザーが発生。技術の悪用が耐えないこともあり問題視されている。
梶裕貴さん
梶裕貴さんは、自身の声を学習させた歌声合成ソフト「梵そよぎ」を軸に、“AIと人間が対立ではなく共創によって新たな表現を生み出す”という理念を掲げている。
キャラクターデザインを米山舞さん、漫画化企画のネームを『進撃の巨人』の諫山創さんが手がけるなど、多数の著名クリエイターが参画。一人の声優による企画としては、他に類を見ない大型プロジェクトだ。
歌声合成ソフト「梵そよぎ」
なお、梶裕貴さんは4月8日を最後に所属事務所・ヴィムスから独立。新会社である株式会社FRACTALの代表取締役社長CEOに就任。役者としての活動と並行して、音声AIプロジェクト「【そよぎフラクタル】」に注力している。
3Dライブで描かれた人間とAIの共演「“梵そよぎ”最初の集大成」
今回配信される「そよぎEXPO」は、2度のクラウドファンディングを経て実現。
ステージでは、3Dモデル化された「梵そよぎ」による歌唱・ダンスに加え、梶裕貴さん本人とのデュエット、朗読劇『ONE IN TWO』などが披露された。
さらに、山下大輝さん、岡本信彦さん、寺島拓篤さん、下野紘さん、浦和希さんといった声優陣も参加。公開生アフレコやトークセッションを通じて、人間の身体性とAIの表現が交差する場となった。
梶裕貴さんは公演について「私が、私たち音声AIプロジェクトがやりたかったこと──その答えが『そよぎEXPO』には詰まっています。今できるすべてを形にしました。“梵そよぎ”最初の集大成であり、原点。想像が現実になった瞬間を、ぜひ受け取ってください」とコメントしている。
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