連載 | #8 ニコニコ町会議

名古屋で2万8千人が大爆発! 「ニコニコ町会議 」で一体何が起きたのか

2万8千人が一斉に爆発…! 町ボカニコ

「ニコニコ町会議」も終盤に差し掛かり、ようやく涼しくなってきた夕方。しかし、ここへきてやぐらの上にはゆよゆっぺさんが登場。

「テンションが大変あらぶっております」、「ビートに乗って下さい」とアナウンスが流れると、4つ打ちのサウンドが響きます。

そのまま1曲目にきたのは「Just Be Friends」…! そこからさらに拍車をかけるようにBPMを上げながら、「ぽっぴっぽー」、「いーあるふぁんくらぶ」へと、まるで真昼に戻ったかのような熱気を帯びていきます。 最高潮の熱気の中、ドロップされたのは「ルカルカナイトフィーバー」。辺りは、サイリウムを振る人、オタ芸を打つ人、終止飛び跳ねる人。色んなスタイルで楽しむ人が、会場外にまで溢れ返します。 最後は「みんなで1つになってもらいたい」と、不朽の名曲「メルト」が放たれます。

「ゲーム実況」、「踊ってみた」、「歌ってみた」、「描いてみた」など、色んなニコニコ動画の人気コンテンツがあちこちで再現される「ニコニコ町会議」。

それぞれの出演者たちが、会場に来たユーザーと一緒に色んなモノや感情をその場でつくりあげていきます。

「町ボカニコ」は、そんなユーザーたちがその日感じてきた色んな気持ちが集約され、一斉に、一気に爆発する瞬間。その爆風から感じ取った感情は一生頭に焼き付く。それくらい半端じゃないくらいの熱狂が栄の町を包み込んでいました。

こうして幕を閉じた「ニコニコ町会議 in 名古屋」。冒頭でも述べましたが、来場者数は、昨年を大きく上回る2万8千人を記録。凄まじくあっという間の時間でした。

特にイベント終了後に、MCの百花繚乱さんが感極まって、別れを惜しむかのようにお客さんに向かって「別れてもニコニコ動画でつながってる」と叫んでいた姿がとても印象的でした。

「ニコニコ町会議 in 名古屋」運営のみなさんの集合写真

次回の「ニコニコ町会議」追加公演は、11月1日(土)に大阪2ヶ所で開催! 「水都大阪ミナミフェスティバル2014」との併催となります!
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ニコニコ町会議

ニコニコ動画やニコニコ生放送などのサービスで知られるniconicoのほぼすべてを地上で再現した大きなイベント「ニコニコ超会議」。 その「ニコニコ超会議」を、全国各地を巡りながら、その町々で再現するのが、今回の「ニコニコ町会議」です! 「ニコニコ超会議」とは異なり、長野や名古屋、大阪、愛知、愛媛など、主に地方を中心に開催されるため、地元の祭りとの併催となる「町会議」。そのため、niconicoが運営しているイベントながら、非常に地元色が色濃く反映されるイベントであり、「超会議」とは違う地元ならではの感動や優しさが感じられる大人気のイベントです。 ちなみに「ニコニコ町会議」の読み方は「にこにこちょうかいぎ」。読み方は「ニコニコ超会議」と同じなので、会話するときに若干煩わしいのが難点です……。 ちょっとややこしくないですか? とドワンゴの人に尋ねたところ、ややこしいので我々は「まちかいぎ」と呼んでいますと言っていました。 たしかに、「まちかいぎ」だととてもわかりやすくていいですよね! そんな「ニコニコ町会議」ですが、協賛はなんとあの自動車メーカーのスズキ。毎年、スズキの車がニコニコカーとしてアレンジされて、全国各地の町会議に出展されています。 今年は一体どの町で開催されるのでしょうか? 気になりますね〜〜〜

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