これまで長野県や宮崎県など、全国各地で開催されてきたが、ついに9月20日に、2013年度は台風の影響で中止となってしまった東京都・檜原村で開催された。
檜原村での開催は、ニコニコ町会議FINAL in 東京都 檜原村「檜原ニコニコ祭り」と題され、演歌歌手の小林幸子さんがトリで登場。 小林さんは、ボーカロイド楽曲のカバーミニアルバム『さちさちにしてあげる♪』を「コミックマーケット86」で手売りするなど、新たな文化との交流を盛んに行っていることで大きな注目を浴びている。
編集部では、そんな小林さんを、「檜原ニコニコ祭り」のステージ直後に直撃!
50周年を記念した武道館公演に懸ける思いや、1キロ以上にわたる行列ができたコミケでの思い出、さらには小林さんにとってのボーカロイド楽曲に関するお話を、囲み取材でうかがってきた。
互いの世界を伝えるのが50周年の私の使命
──さきほどステージ上で小林さんの50周年記念の武道館公演がニコニコ生放送で中継されることが発表されましたが、心境はいかがですか?小林 すごく嬉しいです! 私は今まで演歌の世界で歌手活動を続けてきました。今回の武道館公演は、50周年記念として、小林幸子の集大成のつもりでやらせていただきます。
一方で、最近はニコニコ動画にボーカロイド楽曲のカバー動画を投稿したり、「コミックマーケット86」でCDを頒布させていただいたりと、今までとは違う世界でも活動しています。
演歌の世界のお客様とコミケやボカロ、ニコ動の世界ってまったく違いますよね。
だからといって両方の世界を融合させるんじゃなくて、両方のお客様に「こういう世界もあるんですよ」って、両方の世界の人たちに互いの世界のことを知ってもらう、見てもらうということが、武道館での50周年の私の使命だと思っています。
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連載
ニコニコ動画やニコニコ生放送などのサービスで知られるniconicoのほぼすべてを地上で再現した大きなイベント「ニコニコ超会議」。 その「ニコニコ超会議」を、全国各地を巡りながら、その町々で再現するのが、今回の「ニコニコ町会議」です! 「ニコニコ超会議」とは異なり、長野や名古屋、大阪、愛知、愛媛など、主に地方を中心に開催されるため、地元の祭りとの併催となる「町会議」。そのため、niconicoが運営しているイベントながら、非常に地元色が色濃く反映されるイベントであり、「超会議」とは違う地元ならではの感動や優しさが感じられる大人気のイベントです。 ちなみに「ニコニコ町会議」の読み方は「にこにこちょうかいぎ」。読み方は「ニコニコ超会議」と同じなので、会話するときに若干煩わしいのが難点です……。 ちょっとややこしくないですか? とドワンゴの人に尋ねたところ、ややこしいので我々は「まちかいぎ」と呼んでいますと言っていました。 たしかに、「まちかいぎ」だととてもわかりやすくていいですよね! そんな「ニコニコ町会議」ですが、協賛はなんとあの自動車メーカーのスズキ。毎年、スズキの車がニコニコカーとしてアレンジされて、全国各地の町会議に出展されています。 今年は一体どの町で開催されるのでしょうか? 気になりますね〜〜〜
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