にじさんじの『デュエマ』対決が奇想天外 “ミリしら”戌亥とこがデッキ構築

社築さんのYouTubeで行われた配信「ミリしら戌亥に組んでもらったデュエマのデッキで対戦しよう!」

VTuberグループ・にじさんじ社築さんが1月22日、「ミリしら戌亥に組んでもらったデュエマのデッキで対戦しよう!」と題したコラボ配信をYouTubeで行った。

配信では、トレーディングカードゲーム(TCG)『デュエル・マスターズ(略称・デュエマ)』を1mmも知らない(=ミリしら)の戌亥とこさんが、『デュエマ』のデッキを構築。

そのデッキを使って、社築さん、加賀美ハヤトさん、花畑チャイカさん、榊ネスさんらが対戦を行った。

ミリしらであるがゆえの戌亥とこさんの奇想天外なカードチョイスに、『デュエマ』プレイヤーのライバー4人と視聴者たちが沸き立った。

発端は社築、戌亥とこ、花畑チャイカ、榊ネスのコラボ配信

今回のコラボ企画の発端となったのは、2024年4月に行われた社築さん、戌亥とこさん、花畑チャイカさん、榊ネスさんの4名による『スプラトゥーン3』実況配信での一幕。

発端となったコラボ配信

TCGの話題になり、当時新人ライバーユニット・3SKMのメンバーとして、デビューしたばかりだった榊ネスさんが「『ポケカ(=ポケモンカードゲーム)』やってみたいんすよね」と口にしたところ、花畑チャイカさんと社築さん(※)が、「『デュエマ』やろ?」「デュエマだよなあ!」と反応。

(※)花畑チャイカさんと社築さんは、加賀美ハヤトさんとのユニット・雑キープで、『デュエマ』の開封配信を定期的に実施。また、にじさんじ内で『デュエマ』プレイヤーを増やすべく布教活動に努めている。

その流れを受けて、戌亥とこさんが「『デュエマ』ってカード?」「カード開けるところだけやりたいんだけど私」「私が開けたやつみんなが貰ってって?」と発言。

榊ネスさんが「(戌亥とこさんが)開けたやつで俺闘います!じゃあ」と答えたのがきっかけだった。

榊ネス「この企画のために『デュエマ』をやってきた」

それから数ヶ月。3月15日(土)に、『デュエマ』とにじさんじの初のコラボパック「にじさんじコラボ・マスターズ『異次元の超獣使い(バーチャル・デュエリスト)』」の発売を控える中、ついにコラボ企画が実現した。

配信の冒頭、榊ネスさんは「この企画のためにデビューしてからずっと『デュエマ』やってきましたからね」と、待望の瞬間に感無量の様子。

社築さんによれば、戌亥とこさんは今回「同じ名前のカードは4枚まで」「デッキの枚数は40枚」という『デュエマ』の最低限のデッキ構築のルールのみを教えられ、4つのデッキを組んだとのこと。

今回の企画は、構築のルールさえ最低限知っていれば、誰でも対戦に使えるデッキをつくることができるという『デュエマ』の強みを活かしたものだと言える。

戌亥とこ構築デッキから繰り出される、奇想天外なカードたち

『デュエマ』は『コロコロコミック』(小学館)発のホビーということもあり、斬新なアイディアのカードから、ジョークにしか思えないカードまでが大量に存在している。

戌亥とこさんの組んだデッキからは、(本体はメインデッキではなく外部ゾーンに置く)両面カードにはじまり、テキスト欄に2016年のカレンダーが書かれたカード、開発段階に使われるテスト用カード風のカード、テキストもイラストも全く書かれていないカードまで、様々なカードが登場。

加賀美ハヤトさんが白紙のカードを引いた瞬間/画像はYouTubeのスクリーンショット

『デュエマ』が20年超の歴史の中で生み出してきた、奇想天外なカードたちを視聴者たちにまざまざと見せつけた。

YouTubeの再生数を記録しているWebサービス「PLAYBOARD」によれば、この配信の最大同時接続者数は30,398人を記録している(外部リンク)。

この記事どう思う?

この記事どう思う?

にじさんじと『デュエマ』のこれまでを振り返る

中村聡×岩田太(晴れる屋)対談 カードゲームが“この世で最も面白い遊び”に足り得る理由.jpg

中村聡×岩田太(晴れる屋)対談 カードゲームが“この世で最も面白い遊び”に足り得る理由

いまだに世界を席巻する『マジック:ザ・ギャザリング』に追従する形で、この30年間、国内でも多くのTCGタイトルが開発された。 それが現在、過熱的な人気によって連日のように報道される『ポケモンカードゲーム』であり、週刊少年ジャンプの名作から生まれた『遊戯王オフィシャルカードゲーム』であり、国内人気IPとの…

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。