マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『ブラックパンサー3(仮)』が製作中であると、マーベル・スタジオのネイト・ムーアさんが明らかにした。米メディア・DEADLINEが報じている。
ネイト・ムーアさんは映画『ブラックパンサー』(2018年)と『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年)でもプロデューサーを担当。
チャドウィック・ボーズマンさんが主人公のティ・チャラを演じた前々作、チャドウィック・ボーズマンさん亡き後、ティ・チャラの妹・シュリ(レティーシャ・ライトさん)がブラックパンサーを継承した前作に続く新作発表に、大きな注目が集まっている。
MCU初の黒人ヒーローと差別を扱った映画『ブラックパンサー』
『ブラックパンサー』は、ワカンダ国王とヒーロー・ブラックパンサーの二足のわらじを履くティ・チャラの活躍を描いた映画。
国を背負う重圧とヒーローとしての使命を抱え、仲間とともにヴィランと戦う姿が描かれた。
MCU初の黒人ヒーロー・ブラックパンサーの活躍を描き、人種や出自による差別を正面から扱ったことでも話題に。第91回アカデミー賞で7部門にノミネートを果たし、作曲賞など3部門を受賞した。
しかし2020年8月、ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが大腸がんのため死去。
続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ティ・チャラの妹・シュリ(レティーシャ・ライトさん)がブラックパンサーを継承している。
ネイト・ムーア「ワカンダの世界に戻ることに興奮」
DEADLINEの報道によれば、ネイト・ムーアさんはマーベル・スタジオを2025年初頭に退任予定。
これに関連して、マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギさんと映画プロデューサーのルイス・デスポジートさんが、「次のブラックパンサー映画で、彼と新しい形で仕事ができるという幸運に恵まれることを楽しみにしています」とコメントしている。
同じくネイト・ムーアさんも「映画に対する私の経験と情熱を、『ブラックパンサー3』でワカンダの世界に戻ることを含め、あらゆるジャンルの映画に活かせることに、これ以上ないほど興奮しています」と語っている。
なお、『ブラックパンサー3』については11月、俳優のデンゼル・ワシントンさんが出演予定であると、オーストラリアの情報番組の取材で明らかにしている。
Marvel Studios' BLACK PANTHER..Black Panther/T'Challa (Chadwick Boseman)..Ph: Film Frame..©︎Marvel Studios 2018
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