マーベル×BANDAI　コミックとフィギュアが連動する「TECH-ON AVENGERS」

BANDAI SPIRITSのブランド・TAMASHII NATIONSが、マーベル・コミックスとのコラボプロジェクト「TECH-ON AVENGERS（テック・オン・アベンジャーズ）」を発表した。

新たにコミック作品『TECH-ON AVENGERS #1』を8月11日に米国で出版し、コミックを元にしたフィギュアを商品化するプロジェクトで、年内には「S.H.Figuarts アイアンマン（TECH-ON AVENGERS）」が発売される。

【画像】デザインが最高に痺れるコミック『TECH-ON AVENGERS』

メカニカルにデザインされたマーベルのヒーロー

コミック『TECH-ON AVENGERS #1』では、Netflixでアニメ化された漫画『ULTRAMAN』で原作脚本／メカデザインを手がけた清水栄一さんが、カバーアーティストを担当している。

公開されたイラストによると、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ブラックパンサーなどのヒーローに加え、Disney+（ディズニープラス）で6月9日（水）に『ロキ』が配信されるロキや、キャプテン・アメリカの宿敵・レッドスカルなどが、よりメカニックにデザインされているようだ。

『TECH-ON AVENGERS』ストーリー
アベンジャーズが、サノスのインフィニティ・ストーンを破壊してから1年。
宇宙にはその跡として、不安定なインフィニティ・ストーンの粒子が残っていた。
レッドスカルは、その強大なパワーを使い、
地球全体にヒーローのパワーを無効化するバリアを展開。
世界は混乱し、ヴィランが暴れ始めた。
だが、ヒーローたちは無力ではない。
トニー・スタークの開発した新たなパワードスーツとその中に秘めた
「DH-10」という進化により、反撃を開始する。
「――今後は君達もこう言うべきだ、『私がアイアンマンだ』と」

魂のフィギュア化「S.H.Figuarts アイアンマン」

プロジェクト「TECH-ON AVENGERS」ではフィギュアも展開。ヒーローのキャラクターデザインは清水さん、ヴィランのキャラクターデザインには安藤賢司さんと五島純さん、ストーリーコンセプトに関西リョウジさんが参加し、カバーアートは清水さんに加え、『ULTRAMAN』でタッグを組んだ下口智裕さんが担当する。

年内発売を予定しているフィギュア「S.H.Figuarts アイアンマン（TECH-ON AVENGERS）」では、清水さんがデザインした新たなパワードスーツが特徴。そこに2000点以上のアクションフィギュアを展開してきたTAMASHII NATONSが培ったノウハウを加えた1体だ。

マーベル・コミックス編集長であるC.B.セブルスキーさんは、情報解禁に合わせて公開された動画内で興奮気味にフィギュアを説明。「清水先生のデザインは本当に最高ですね」と称賛している。 「TECH-ON AVENGERS」最大の特徴である、エネルギーを一気に放出することで圧倒的なパワーを発揮するDH-10モードを、パーツの差し替えで再現できる。

なお現在、監修中というキャプテン・アメリカのフィギュアも公開。その他のキャラクターも鋭意開発進行中とのことなので、発売日が待ち遠しい。 © 2021 MARVEL