年末に差し掛かり、2024年を振り返るイベントを目にする機会も増えてきました。
世界的なゲームアワード「The Game Awards 2024」も、そんな2024年のゲーム業界を振り返るイベント。12月12日(木)にアメリカ・ロサンゼルスのピーコックシアターで開催されます。
ところが翌日の12月13日(金)、その名前を意識したような別イベントが開催されます。その名も「The Game Awards for Games Who Can't Afford the Game Awards(TGAGWCAGA)」。
日本語に訳すならば「The Game Awardsのための余裕がないゲームのためのThe Game Awards」といったところでしょうか。
豪華なパフォーマンスも披露されるイベント「The Game Awards」
そもそも「The Game Awards」は、ゲームジャーナリスト/起業家のジェフ・キースリーさんが設立したゲームアワード。
その年の最も優れたゲームに贈られる「Game of the Year(GOTY)」をはじめ、インディーゲームなど全29の部門で様々な作品やクリエイターが表彰されます。
授賞式のほか、様々なゲーム、テレビドラマ、映画の世界独占プレミア公開や新作ゲームも発表。
例年、豪華な音楽パフォーマンスも披露されており、2024年もライアットゲームズが制作したNetflixアニメ『アーケイン』挿入曲のライブが予定されています。
参加費が高騰する「The Game Awards」に参加できないクリエイターのためのイベント
表彰式が豪華になる一方で「The Game Awards」への参加費も高騰。
一部メディアによれば、トレーラーを流すためには1分で25万ドルという高額の費用が必要になるとされています(外部リンク)。
「TGAGWCAGA」は、そんな費用を捻出できないインディーゲームのためのイベント。
アクションやRPGなどの各ジャンル、リリース済み/未リリースごとで9部門に各タイトルがノミネートされ、公式サイトに掲載されています。
Good Morning!🎉
— The Game Awards for Games Who Can't Afford the Game Awards (@tgagwcaga.bsky.social) 2024年11月22日 19:49
We received a TONNE of submissions overnight, and the genre pie chart looks incredible!🏆
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すでに「TGAGWCAGA」の公式XやBlueskyなどでは、ノミネートされたゲームスタジオやクリエイターを紹介中。
巨大化するインディーゲームシーン。改めてこうした小規模開発者に光を当てるイベントにも注目する必要がありそうです。
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