韓国のプロゲーミングチーム・T1のFakerことイ・サンヒョク(李 相赫)選手が、「The Game Awards 2024」のBest Esports Athlete(最優秀e-Sports選手)部門を受賞した。
「The Game Awards」は、ゲームメディアやファンの投票をもとに、その年に発売された最も優れたゲームなどを表彰するもの。
Faker選手の「The Game Awards」受賞は2年連続、3度目の快挙。またBest Esports Team部門もT1が受賞している。
「不死身の大魔王」韓国の五大国宝とも称されるFaker
Faker選手は、選手生命が短いと言われる『League of Legends(LoL)』において12年以上、強豪地域である韓国の競技シーンで活躍。
T1の『LoL』部門は、2023年と2024年に世界大会「Worlds」で2連覇を達成。Faker選手は2024年決勝のMVPに輝きチームを牽引。
T1のエースプレイヤーとして「The Unkillable Demon King(不死身の大魔王)」のあだ名でも知られ、韓国では、BTSなどと並び五大国宝に数えられるなど『LoL』だけでなく、e-Sportsの象徴的な存在として活躍し続けている。
「The Game Awards 2024」では、Faker選手以外にも『LoL』からChovy選手のほか、『Dota2』『Counter-Strike 2』『VALORANT』など各ゲームタイトルから6名がノミネートされていた。
その年一番優れたゲームなどを表彰する「The Game Awards」
「The Game Awards」は、カナダのゲームジャーナリスト・Geoff Keighleyさんが主催するアワード。
「BEST RPG」など各ゲームジャンルのほか、アートやBGM、ディレクションなどの部門が用意されており、各部門で優れた作品に賞が贈られる。
新作や注目タイトルの続報などの発表の場にもなっているほか、2024年はラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)さんがパフォーマンスを披露することが決定。
授賞式自体が一つのショーとして人気を集めている。
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