韓国のプロゲーミングチーム・T1が11月19日、『League of Legends(LoL)』部門のZeus選手との契約終了を発表した。
T1の『LoL』部門は2023年と2024年に世界大会「Worlds」で2連覇を達成。Zeus選手は2023年決勝のMVPに輝くなどチームを牽引した。
2025年まで契約中のFaker選手のほか、Keria選手、Oner選手、Gumayusi選手はすでに契約延長が発表。残るZeus選手の去就に注目が集まっていた。
T1アカデミーから世界大会MVPへ登りつめたZeus選手
Zeus選手は2020年からT1の下部組織・T1アカデミーに所属。2021年にはT1のメンバーとして韓国リーグ「LCK」にデビューした。
2023年の「Worlds」では決勝で、中国のWeibo Gamingと対戦。
T1が3-0と快勝したこの戦いで、Zeus選手はMVPに選出。当時、Zeus選手の活躍を記念したゲーム内スキンも限定販売された。
T1の一員として2度目の黄金時代を築き上げた
2024年の「Worlds」でもT1は、Bilibili Gamingとの決勝に進出。
Zeus選手は徹底的に狙われる試合展開もあったものの見事にしのぎ、献身的なプレイでチームを支えて2連覇を成し遂げた。
T1は、韓国では音楽グループ・BTSなどと並び五大国宝に数えられるFaker選手も所属する名門チームで、2015年と2016年にも2連覇を達成。
伝説的プレイヤーと再びの2連覇。大きなプレッシャーを跳ね除け、Zeus選手たちは二度目のT1の黄金時代を築き上げた。
現在のところ、Zeus選手の来シーズンの所属先は不明。
なお、後任としては元Hanwha Life Esports所属のDoran選手が発表されている。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント