フリマアプリ・メルカリが8月29日、国外との取引に関するデータをもとにした「越境取引2024年上半期トレンド」を発表した。
2024年上半期の「取引金額の多い国・地域」や、「海外で売れている商品カテゴリーの取引金額および取引件数」がまとめられている。
取引金額1位は『ポケモンカードゲーム』となった。
最も売り上げが高いキャラクターも『ポケットモンスター』がトップに。次いで『ちいかわ』『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『呪術廻戦』がTOP5入りしている。
なお、メルカリでは約120の国と地域との取引が可能。累計取引件数は1700万件を突破している。
取引金額の多い国・地域は中国が1位 取引金額のトップは『ポケカ』
2024年上半期におけるメルカリでの取引金額の多い国・地域は、1位「中国」、2位「台湾」、3位「アメリカ」、4位「香港」、5位「シンガポール」。
取引金額のTOP5は、1位「ポケモンカードゲーム」、2位「フィギュア(コミック・アニメ)」、3位「ピンズ・ピンバッジ・缶バッジ」、4位「バッグ(レディース)」5位「CD(K-POP・アジア)」となった。
取引件数では、1位「ピンズ・ピンバッジ・缶バッジ」、2位「CD(K-POP・アジア)」、3位「アイドルグッズ」、4位「アクリルスタンド」、5位「フィギュア(コミック・アニメ)」になっている。
国内では「エンタメ・ホビー」関連商品が取引件数の4割以上を占めており、推し活を通じた消費行動が、キャラクターおよびタレントのグッズの人気を推進しているとメルカリは説明。
このトレンドは海外でも見られ、カプセルトイ等でしか手に入らないアニメやキャラクターのグッズ、アイドルの日本限定グッズの取引が活発だと明かしている。
『ポケモン』関連商品はオランダ、カナダ、シンガポールなどで人気
キャラクターグッズの取引が活発なメルカリの中でも、海外で最も人気なのが『ポケットモンスター』だ。
ポケモン関連商品の消費額が高い国・地域のランキングでは、1位が「オランダ」。2位が「ドイツ」、3位が「カナダ」、4位が「アメリカ」、5位が「シンガポール」となっており、欧州、北米、アジアと広い地域でポケモンの人気が高いことがわかる。
『ポケットモンスター』の人気に次ぐのは、『ちいかわ』『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『呪術廻戦』。
長年愛されている漫画/アニメ作品が上位を占める中、『ちいかわ』が2位にランクインしているのは、SNSや動画配信サービスにより、日本国内と同時に世界で本作が楽しめる環境が整っているためではないかとメルカリは分析している。
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