配信コミュニティサイト・Twitchが6月5日、視聴者がストリーマーを支援する機能「サブスク」「サブスクギフト」の価格調整を発表した。
トルコとメキシコで順次導入が開始され、次にアジア、ラテンアメリカ、中東、アフリカ、ヨーロッパのほとんどの国や地域で価格調整が導入される。
この調整により、大多数の国や地域の視聴者のサブスク価格が低下。
しかし、日本や米国、カナダ、スイス、イスラエルは対象外に。日本ではティア1(※最も基本的なプラン)のサブスクについて、現在の600円から、700円への値上がりが予告されている。
Twitchストリーマーを支援する代表的な機能「サブスク」
Twitchのサブスクとサブスクギフトは、Twitchの視聴者がストリーマーを支援する方法の一つ。YouTubeにおけるチャンネルメンバーシップに似た機能だ。
視聴者は、必要な金銭を支払いストリーマーをサブスクすることで、その配信を広告なしで視聴でき、金銭の一部はストリーマーの収益になる。
また、チャット欄で名前の横に表示されるサブスクライバーバッジ、チャット欄で使えるカスタムスタンプ、サブスクライバー限定のチャットや配信、アーカイブ、限定Discordなどの特典を利用できるようになる。
サブスクギフトは、指定もしくはランダムで、他の視聴者にサブスクを贈ることができる機能。
Twitchでは、配信が盛り上がる場面で複数のサブスクギフトが贈られることが恒例となっており、今回の価格調整はそうした配信の盛り上がりにも影響が出そうだ。
Twitch、サブスクの値上げは7月11日から
Twitchのヘルプページでは、「ローカルサブスク価格設定」という呼称で今回の価格調整について説明。
サブスク価格は、サブスクライバーが居住する地域の生活費を反映して調整。クリエイターと視聴者が世界のどこにいてもコミュニティを構築することが可能になるとしている。
「ローカルサブスク価格設定」のヘルプページでは、ティア1のサブスク以外にも、より高額なティア2、ティア3のサブスクや、複数月分のサブスクをまとめて支払った場合の価格も調整されると説明。
一方で、Twitchからのメールには、「現時点では、ティア2とティア3のサブスクおよびサブスクギフトの価格は変更いたしません」との記載もある。
価格の更新日は7月11日(木)。Twitchの日本語サポートのXでは、6月12日(水)午後1時(太平洋時間)のライブ配信「Patch Notes」で質問を受け付けるとしている。
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