『SFマガジン』2024年6月号、その他の特集、掲載小説
●インタビュー ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
現代最高峰の電子音楽家として知られるOneohtrix Point Never(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)。果たして彼の創造性の背後には何があるのか──東京で行われたアルバム『Again』のツアー初日公演前日のOPNを直撃した。(聞き手・構成=茅野らら、取材協力=樋口恭介、通訳協力=染谷和美)
●映画『デューン 砂の惑星 PART2』&Netflix独占配信ドラマ『三体』公開記念特集
フランク・ハーバート《デューン》、劉慈欣《三体》という新旧2大シリーズの映像化作品公開を記念し、シリーズの全体像を解説するコラムやエッセイを収録する。
【三体】
・「『三体』ドラマ比較レビュー」加藤よしき
・豪華声優対談「Audible から《三体》入門!」祐仙勇×池澤春菜
・コミックエッセイ「Audibleで『三体』シリーズを総復習!!」ぬまがさワタリ
【デューン】
・「『デューン』映像化の軌跡」堺三保
●テリー・ビッスン、ハワード・ウォルドロップ追悼
2024年1月10日に81歳で逝去したSF作家、テリー・ビッスン。「熊が火を発見する」などアメリカ南部出身らしいユーモアを備えた短篇の数々で知られる作家の追悼特集(監修:中村融)。また同年1月14日、77歳で逝去した「みっともないニワトリ」などで知られるハワード・ウォルドロップの追悼特集も掲載する。
【テリー・ビッスン追悼】
再録「熊が火を発見する」中村融訳
新訳短篇「ビリーとアリ」「ビリーと宇宙人」中村融訳
「特集解説」中村融
【ハワード・ウォルドロップ追悼】
再録「みっともないニワトリ」黒丸尚訳
「追悼エッセイ」川端裕人、酉島伝法
●150枚一挙掲載 仁木稔新作中篇「物語の川々は大海に注ぐ」
●読切
芦沢央「閻魔帳SEO」
ナディア・アフィフィ「バーレーン地下バザール」(紅坂紫訳)
イン・イーシェン「世界の妻」(鯨井久志訳)
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