経産省、映像作家の支援事業を開始 気鋭映画レーベル「NOTHING NEW」が参画

経産省、映像作家の支援事業を開始 気鋭映画レーベル「NOTHING NEW」が参画
経産省、映像作家の支援事業を開始 気鋭映画レーベル「NOTHING NEW」が参画

映画レーベル・NOTHING NEWが参画する経済産業省の事業「創風(そうふう)」

経済産業省が主催し、読売広告社が事務局を担当するクリエイター人材創出事業「創風(そうふう)」がスタートした。

「創風」は、「映像・映画事業」と「ゲーム事業」において、コンテンツの制作・発信を支援し、未来を担う次世代クリエイターの発掘、創出を目指すアクセラレーション(事業成長支援)プログラム。

同プログラムに気鋭の映画レーベル・NOTHING NEWが参画。「映像・映画事業」部門の運営を担当し、作品制作に協力するメンターと共に、プログラムに応募したクリエイターをサポートする。

また、「ゲーム事業」部門の運営は、マーベラス運営のインディゲーム支援プログラム「iGi indie Game incubator」(略称:iGi/イギ)が担当する。

経産省主催のクリエイター育成プロジェクト「創風」

NOTHING NEWが参画する「創風」は、経産省主催のデジタル等クリエイター人材創出事業。

人材育成を通じて、国内の先端技術を活用した作品の制作・発信を後押しし、コンテンツ産業市場規模の拡大を目指す。

経産省主催のクリエイター育成プロジェクト「創風」

プログラムにおける「映像・映画事業」部門の運営をNOTHING NEWが担当。

そして「ゲーム事業」部門は、マーベラスが主催する日本初のインディゲームインキュベーションプログラム「iGi indie Game incubator」が運営を担当する。

マーベラスが主催するインディゲームインキュベーションプログラム「iGi indie Game incubator」

「映像・映画事業」「ゲーム事業」共に、書面・面談の審査を通過した応募者に、1クリエイターあたり最大500万円の補助金を交付。制作した作品をステークホルダーに向け発表する場の提供も行う。

なお、応募作品に関する権利の一切をクリエイターが保持。すでに募集はスタートしており、事業期間は2024年6月~2025年2月までの9ヶ月間を予定している。

応募方法の詳細などは「創風」公式サイトを確認しよう(外部リンク)。

ホラー短編集が国内外で高評価、映画レーベル「NOTHING NEW」

NOTHING NEWは、映画プロデューサーの林健太郎さんと、映像監督の鈴木健太さんが2022年に設立した映画レーベル。

情報発信拠点として、東京・下北沢でVHS喫茶・TAN PEN TONを運営している。

左から時計周りにホラー短編集『NN4444』、VHS喫茶・TAN PEN TON、深夜0時〜4時のみ稼働する映画プラットフォーム「NOTHING NEW」/画像は「創風」公式サイトより

加えて、深夜0時〜4時のみ稼働する映画プラットフォームをネット上に公開。映画の新しいつくり方と届け方に挑戦している。

直近では、2023年12月に公開されたレーベル初の映画であるホラー短編集『NN4444』が、ロッテルダム国際映画祭をはじめとする国内外の映画祭に入選を果たした。

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