経産省、映像作家の支援事業を開始 気鋭映画レーベル「NOTHING NEW」が参画

「創風」の映像・映画事業のメンター陣コメント

「創風」では、「映像・映画事業」と「ゲーム事業」それぞれにメンターが参加。

審査を通過したクリエイターは、メンターのアドバイスや技術支援などのサポートを受けながら、期間内に作品を制作。2025年2月頃には、それぞれの業界関係者に対して、作品をプレゼンテーションする場も設けられている。

今回、「映像・映画事業」に参加するメンター陣からのコメントが到着。実写やアニメ、VRといった各領域の最前線で活躍する面々となっている。

史耕さん(アニメーションプロデューサー)

史耕さん(アニメーションプロデューサー)

【コメント】
自由な表現とストーリーから多くの人々を魅了してきた日本のオリジナルの映像作品。
しかし、ビジネスとしての成立は困難を極め、若手が挑戦する機会はあまり多くありません。本プロジェクトではアニメや映像表現者の発想を軸に物語をつくる可能性を探って参ります。
次世代を担う映像監督との出会いに期待しています!

【プロフィール】
CG、手描きアニメーションなどの幅広い表現を得意としたアニメーションプロデューサー。2022年に発足したアニメーション制作チーム「騎虎」を主宰する。作品プロデュースを得意としており、騎虎所属監督である土海明日香と制作したMVはYoutube再生数が平均1,000万再生以上、国内外で高い評価を得る。

松本窓さん(映像監督・脚本家)

松本窓さん(映像監督・脚本家)

【コメント】
いろいろな要因でアニメーションを含む映像制作が比較的容易になったと言われている昨今ですが、だからこそお客さんたちに求められているのは、よりオリジナルな物語と表現であるのではないかと最近よく考えます。
自分の頭の中にしかないやりたいことを形にしたい、まだ世の中にないこんなの見てみたい、見せてみたい。そんな欲求で溢れた新しい才能を持つ作家さんたちとの邂逅と、一緒に作品づくりをする日々を楽しみにしています!

【プロフィール】
1995年生まれ。映画、ドキュメンタリー、MV、アニメーションなど幅広い映像分野で活動する。代表作には、YOASOBI「三原色」ahamo Special Movie(監督)、NHKドラマ『忘恋剤』(脚本)、メイキングドキュメンタリー「『すずめの戸締まり』を辿る」(撮影・編集・監督)などがある。

待場勝利さん(XRコンテンツプロデューサー)

待場勝利さん(XRコンテンツプロデューサー)

【コメント】
アナログとデジタルを行ったり来たりしながら思考を巡らせてください。
無限の可能性を秘めたあなただけの”創風”に出会えることを楽しみにしています。

【プロフィール】
東京藝術大学院映像研究科非常勤講師。日本初のXR特化型国際映画祭「Beyond The Frame Festival」開催。 アメリカで映画製作を学ぶ。TVディレクター、20世紀フォックスホームエンターテイメント ジャパンで日本語版プロデューサー、サムスン電子ジャパンではGearVRを担当。数々 のVRプロジェクトをプロデュースし、国内外の映画祭で高評価を得る。2020年, 2021年, 2022年, 2023年に4年連続でベネツィア国際映画祭VR部門「VENICE IMMAERSIVE」にコンペティション作品としてノミネート。

別所梢さん(プロデューサー)

別所梢さん(プロデューサー)

【コメント】
人生において、自らのビジョンを具現化できる機会というものは結構限られています。
本プロジェクトは、その貴重な機会を提供する場です。この場を最大限活用し、先に繋げていただければと思います。
珠玉の企画を心待ちにしています!

【プロフィール】
クリエイティブハウス mimoidプロデューサー。武蔵野美術大学映像学部卒業。在学中より国内外作家の展覧会や出版企画、レーベル運営に携わる。プロデュース作品に「特務機関NERV防災啓発動画」シリーズ、ポケモン Kids TV「POKÉTOON」シリーズ「ふぶきのなつやすみ」、JAXA PRムービー「JAXAの事業紹介」、世界各国のアニメーション作家によるアンソロジーブック「LIMEN」など。メディアを問わず活動を行う。

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事業概要

「創風」

目的
デジタル等クリエイター人材を育成することにより、国内における先端的デジタル技術等を活用したコンテンツ等の制作・発信を後押しし、日本のコンテンツ産業市場規模の拡大を目指す。
主催
経済産業省
事務局
株式会社読売広告社
映像・映画事業担当会社
株式会社NOTHING NEW
ゲーム事業担当会社
iGi運営事務局(株式会社マーベラス)
プログラム実施期間
2024年6月~2025年2月(予定)
応募期間
2024年3月22日(金)~2024年4月26日(金)
応募要件(「映像・映画」事業抜粋)
「個人」または「チーム」であること
日本国籍又は外国籍で日本の永住資格を有すること
2024年4月1日時点で中学校を卒業しており、35歳未満であること
デジタル技術等を活用し、海外やビジネス展開等も見据えた映像・映画ゲーム等の高品質なデジタルコンテンツを制作する意欲を有すること
応募者自身(または応募チーム)で映画の企画開発及び制作を行えること
企画の権利を応募者または応募チームが保有していること
他の企業や団体と進行中の企画、契約書を締結している企画の応募ではないこと
定期的なトレーニングや講義に参加できること
メンターとの定例打合せに参加できること

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