映画『ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)』の北米での公開が、現地時間2月2日に終了した。
山崎貴監督は同日、Xで「The heartfelt goodbye Godzilla tweets from everyone in North America are heartwarming.(筆者意訳:北米の皆さんの心のこもったゴジラへのツイートに心が温まっています)」などと投稿し、現地のファンに向けて感謝を伝えている(外部リンク)。
好評となり公開延長された『ゴジラ-1.0』
『ゴジラ-1.0』は当初、北米では1週間限定公開の予定だったが、多くの口コミと批評家の称賛を受けて、公開期間が合計9週間に延長。
モノクロ版の『ゴジラ-1.0/C(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)』も1週間限定で公開され反響を集めたが、東宝とレジェンダリー・ピクチャーズの契約の関係で、さらなる公開期間の延長は叶わなかったことを海外メディア「Collider」が伝えている(外部リンク)。
公開から1月28日までの59日間で興行収入は5500万ドル(約81億円)を突破。『パラサイト 半地下の家族』の記録を抜いて、北米で公開された外国語の実写映画の歴代興収で3位となった。
なお、最新の興行収入は5641万8793ドルとなっている(Box Office Mojo調べ)。
海外で記録を塗り替え続けてきた映画『ゴジラ-1.0』
『ゴジラ-1.0』は、日本では2023年11月3日から公開されているシリーズ最新作。2024年1月12日からはモノクロ版となる『ゴジラ-1.0/C』が公開中だ。
実写映画としては『シン・ゴジラ』以来7年ぶりの新作で、ゴジラ生誕70周年記念作品となる。
『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などで知られる山崎貴監督が脚本・VFX(視覚効果)を兼任。神木隆之介さん、浜辺美波さん、安藤サクラさんらが出演している。
1月28日までの日本での興行収入は55.9億円、観客動員数は363万人を記録。
アメリカ、英国、メキシコでは歴代邦画実写作品の興行収入で1位となる大ヒットを記録し、全世界累計の興行収入は140億円を超えている(1月12日時点)。
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