バーチャルアイドルを巡る小説「走馬灯のセトリは考えておいて」が『世にも奇妙な物語』でドラマ化

バーチャルアイドルを巡る小説「走馬灯のセトリは考えておいて」が『世にも奇妙な物語』でドラマ化
バーチャルアイドルを巡る小説「走馬灯のセトリは考えておいて」が『世にも奇妙な物語』でドラマ化

柴田勝家による短編集『走馬灯のセトリは考えておいて』の書影/画像はAmazonから

小説家・柴田勝家さんによる短篇「走馬灯のセトリは考えておいて」が、『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』でドラマ化される。

放送はフジテレビ系列で11月11日(土)21時から。主演は西野七瀬さんがつとめる。

ドラマ化を記念して、「走馬灯のセトリは考えておいて」の冒頭が早川書房のnoteで公開されている。

バーチャルアイドルのラストライブを描く柴田勝家の短編

「走馬灯のセトリは考えておいて」は、2022年11月に早川書房から刊行された、柴田勝家さんによる短編集に表題作として収録されている短編。

舞台は近未来。故人の生前の姿を、ライフキャストと呼ばれるクローンとして再現できるようになった世界。

ライフキャストの制作を生業にする主人公が、かつて一世を風靡したバーチャルアイドルの“中の人”に、自分ではなくバーチャルアイドルを再現してほしいと依頼を受ける。

依頼主は自身の葬式を、そのバーチャルアイドルのラストライブという形で行いたいと話す。主人公は戸惑いながらもバーチャルアイドルを再現するため奔走し、その過程で依頼主の過去と秘密に触れていく……。 短編集にはこの「走馬灯のセトリは考えておいて」の他に、コロナ禍でWebに移行した神事がVR空間上の超巨大競技へ進化していく「オンライン福男」、信仰が質量を持つことの証明に生涯を捧げた学者をめぐる異常論文「クランツマンの秘仏」など、全7篇が収録。

解説はVTuberの届木ウカさんが担当している。

ドラマ「走馬灯のセトリは考えておいて」にVシンガー・七海うらら出演

ドラマ「走馬灯のセトリは考えておいて」には、『世にも奇妙な物語』初出演にして初主演をつとめる西野七瀬さんのほか、利重剛さんと朝加真由美さんが出演。

また、バーチャルアイドル・黄昏キエラ役として、エイベックス所属のバーチャルシンガー・七海うららさんの出演も発表されている。

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放送情報

土曜プレミアム『世にも奇妙な物語'23 秋の特別編』

放送日時
11月11日(土) 21時~23時10分

<出演者>
ストーリーテラー:タモリ

<「走馬灯のセトリは考えておいて」キャスト>
小清水イノリ:西野七瀬
小清水明宏:利重 剛
柚崎碧:朝加真由美
黄昏キエラ:七海うらら

<「永遠のふたり」キャスト>
坂本 一:草彅 剛
安藤リカ:大西礼芳
三田隊長:姜 暢雄
白髪の老人:モロ師岡
二宮康孝:江口洋介


<「地獄で冤罪」キャスト>
山根航平:北村一輝
三雲一郎(声):花江夏樹
長沼拓也:鈴之助


<「トランジスタ技術の圧縮」キャスト>
梶原倫夫:溝端淳平
坂田成実:阿部亮平
実況:福澤 朗


<「走馬灯のセトリは考えておいて」スタッフ>
原作:柴田勝家「走馬灯のセトリは考えておいて」(ハヤカワ文庫)
脚本:嶋田うれ葉
演出:岩田和行
編成企画:渡辺恒也、長嶋大介、水戸祐介
プロデュース:中村亮太
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

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