ジャニーズ事務所「SMILE-UP.」に社名変更 被害者補償を終えた後に廃業へ

ジャニーズ事務所「SMILE-UP.」に社名変更 被害者補償を終えた後に廃業へ
ジャニーズ事務所「SMILE-UP.」に社名変更 被害者補償を終えた後に廃業へ

社名変更や廃業について発表したジャニーズ事務所/KAI-YOU.net編集部撮影

ジャニーズ事務所は10月2日14時から、故・ジャニー喜多川さんの性加害問題を巡って記者会見を実施した。

会見にはジャニーズ事務所の社長・東山紀之さん、ジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦さん、ジャニーズ事務所顧問の西村あさひ法律事務所の木目田裕弁護士、法令遵守・再発防止の徹底のためチーフコンプライアンスオフィサーに就任した山田将之弁護士が出席。

事前の報道通り、ジャニーズ事務所は10月17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更、被害者への補償を終えた後に廃業すると発表した。 加えて、タレントとエージェント契約を結ぶ新会社をおよそ1ヶ月以内に設立。代表には東山紀之さん、副社長に井ノ原快彦さんが就任するという。

なお新会社の社名については、ファンクラブ会員から公募して決定する。

【関連】「ジャニーズの遺産」はどこへ?──会見で問われた権利の行方

グループも改名「ジャニー喜多川の痕跡をこの世から一切なくしたい」

社名変更および新会社設立に伴い、「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」「ジャニーズJr.」などのグループ・組織、その他の名称からも「ジャニーズ」がなくなる。

会見でも東山紀之社長から「すべて、ジャニーズとつくものはなくなります」と宣言されたほか、読み上げられた藤島ジュリー景子前社長の手紙でも、「ジャニー喜多川の痕跡をこの世から一切なくしたいと思います」とつづられていた。

なお、関ジャニ∞やジャニーズWESTでは、メンバーが改名を考えているという。

社会的注目を集めるジャニーズの性加害問題

ジャニーズ事務所および故・ジャニー喜多川さんの性加害問題は、3月のBBCや『週刊文春』の報道、その後の元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(岡本カウアン)さんの記者会見を経て、社会的に大きな注目を集めている。

5月に藤島ジュリー景子社長(当時)が動画と文書で謝罪して以降、マスメディア各社による報道も徐々に本格化。

9月7日には記者会見を実施し、問題の解決に向け藤島ジュリー景子社長の辞任と、新社長への東山紀之さんの就任などを発表した。

会見後、一部報道や識者からは、社名は変更すべき、新会社を設立して所属タレントを移籍させるといった、具体的な対応策が指摘されていた。

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