「今後、係争に発展する可能性も」Carry Onから見た騒動の経緯
7月3日にCarry Onから「がーどまん氏の動画に関して」と題して発表された声明では、Carry On側から見た今回の経緯が綴られている。前提として、税金の未申告が指摘されたのはがーどまんさんが保有する該当法人であり、Carry Onが紹介した会計事務所と該当法人とで税務顧問契約を結んでいることを説明。
Carry Onはチャンネルがーどまんのメンバー個々人とはマネジメント契約を結んでいるものの、Carry Onがマネジメントできる範囲外の事業も行っていたため、該当法人とは契約を結んでいないことを明かしている。
さらに、YouTubeチャンネルから収益を受け取るための権限は該当法人に帰属しており、メンバー間での収益配分などもがーどまんさん側に一任していたため、Carry Onは該当法人の支出や売り上げの全てを把握できる立場にはなかったと主張。
そのため、該当法人の「税務申告の手続等を代行することは不可能」としている。
今回脱退を発表したチャンネルがーどまん以外の面々とも税務に関するトラブルがあったのではないかという声に対しては、トラブルは発生していないことを明言。また、脱退を発表した面々とは契約解除合意書を締結したものの、退所理由に関する言論統制を行っている事実はないとしている。
声明では最後に「本件について、事実と異なる内容を基にした所属クリエイター及び弊社への誹謗・中傷に対しましては今後法的措置も検討してまいります」と表明されている。
李家everydayが呼びかける「客観的に見て判断してほしい」
韓国在住で韓国コスメなどを紹介している李家everydayからは、えーへさん、サラさんの2人が「私達の事務所の件について...」と題した動画で騒動に対するスタンスを表明している。
「税理士は手続きとかをサポートしてくれる人」「申告の手違いがあったのかもしれないけど、極論自分が払ってなかったから(査察が)来た」「事務所のせいにされていて、僕らにとっては風評被害」とコメント。 李家everydayの経理を担当しているというサラさんは、「選んで契約したのは自分だから、紹介した人の役割は紹介までで終わり」「相手の仕事に満足できないなら、他の税理士に変えればよかった」と語っている。
えーへさんは、YouTuberの事務所は芸能事務所とは違い、クリエイターは個人事業主として所属し、事務所からは案件などのサポートを得るというビジネスパートナーとしての側面が強いため、税金の面倒まで見ないといけないわけではないことを説明。
今回の件はあくまで個人間の話であり「これだけを見てCarry Onを悪い事務所だって言うのはやめてほしい」「みんなも片方の言うことを鵜呑みにするんじゃなくて、税金について知らなかったら調べて、客観的に見て判断してほしい」と呼び掛けた。
きまぐれクックもコメント「何も問題なく納税は出来ております」
きまぐれクックのかねこさんは、自身のTwitterで「僕も事務所から紹介して頂いた税理士さんにお世話になっておりますが、今まで何も問題なく納税は出来ております」と投稿。僕の動画にもたくさんコメント来るので少し触れさせて頂きます。
— きまぐれクック@かねこ🔪🐡 (@Kneko__) July 3, 2023
僕も事務所から紹介して頂いた税理士さんにお世話になっておりますが、今まで何も問題なく納税は出来ております。
今の税理士さんには引き続きお願いするつもりですし、事務所のサポートも満足してるのでやめる意向もありません。… https://t.co/ADeotn3lR2
「事務所のサポートも満足してるのでやめる意向もありません」と自身のスタンスを示しつつ、自身の動画にも今回の件に関するコメントが多く来ていることに触れ「当人たちの状況は僕も全く把握してないのでわかりません」と表明している。
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