新海誠『すずめの戸締まり』3日で興収18億円突破 『君の名は。』上回る勢い

新海誠『すずめの戸締まり』3日で興収18億円突破 『君の名は。』上回る勢い
新海誠『すずめの戸締まり』3日で興収18億円突破 『君の名は。』上回る勢い

新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が、11月11日の公開から13日までの3日間で興行収入18億8421万5620円、観客動員数133万1081人を記録。

同じ公開3日間での興行収入としては、2016年公開の『君の名は。』(累計興行収入250.3億円)を147.4%、2019年公開の『天気の子』(累計興行収入141.9億円)を114.7%上回る好調な滑り出しとなった。

『君の名は。』は2016年8月26日、『天気の子』は2019年7月19日と公開日はいずれも夏休み期間中もしくはその直前。目玉作品が公開される傾向にある春休みや夏休みとも異なる11月に公開された『すずめの戸締まり』が、前2作を上回るスタートを切ったことになる。

ヒットメーカー・新海誠の最新作『すずめの戸締まり』

主題歌「すずめ」も使用された『すずめの戸締まり』予告
『すずめの戸締まり』は、災いの元となる“扉”を閉める少女と青年の旅を描く新海誠監督の最新作。

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)が、ある扉を探して旅をする青年を追う中で、日本各地で開く扉と、扉の向こうから訪れるという災いと対峙する物語。

監督・原作・脚本を新海誠さん、キャラクターデザインを田中将賀さん、作画監督を土屋堅一さん、美術監督を丹治匠さんが担当。

主人公・すずめ(岩戸鈴芽)役は1700人を超える応募者からオーディションで選ばれた原菜乃華さん、すずめと旅する閉じ師の青年・宗像草太役はSixTONES松村北斗さんが演じている。

新海誠監督は、原菜乃華さんのキャスト発表時に「オーディションではいつも、この人の声と感情を二時間ずっと浴び続けていたいだろうかと考えます。菜乃華さんの声と芝居は、まさにそう思わせてくれるものでした。本当に、ちょっと凄いですよ!」とその演技力に太鼓判

ほかにも、すずめの叔母・岩戸環を深津絵里さん、環の同僚・岡部稔を染谷将太さん、ヒッチハイクをしていたすずめを拾うスナックのママ・二ノ宮ルミを伊藤沙莉さん、すずめが出会う少女・海部千果を花瀬琴音さん、すずめの母・岩戸椿芽を花澤香菜さん、草太の友人・芹澤朋也を神木隆之介さん、草太の祖父・宗像羊朗を松本白鸚さんが担当している。

音楽はRADWIMPSと陣内一真、そして十明

音楽を担当するのは、『君の名は。』と『天気の子』でも新海誠監督の作品を彩ってきたRADWIMPSと作曲家・陣内一真さん。主題歌「すずめ」の女性ボーカルは歌手の十明(とあか)さんが担当している。

主題歌の発表時には「『すずめの戸締まり』の脚本の第1稿を書き上げた後、迷わずすぐに洋次郎さんに送りました」「二年以上の制作期間中に、十明さんの無二の歌声と出会い、どこまでも頼もしい陣内さんと出会いました。二人とも、映画の形をさらに大きく変えてくれました」と3組への信頼のコメントを寄せている

©2022「すずめの戸締まり」製作委員会
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