『結合男子』『アオペラ』『ヘブンズコード』も
9月にリリースが発表されたスクウェア・エニックスの新作ゲーム『結合男子』も出展。化学物質や元素記号をモチーフにしたキャラクターが登場する友情結合シミュレーションアドベンチャーです。元素の力を宿した「志献官(しけんかん)」たちを、「結合術」によって結び付け力を引き出す「媒人(なこうど)」となり、デッドマターという敵に立ち向かうという物語。
Nintendo Switchのほか、iOSやAndroidで2023年に発売・配信予定。「AGF2022」では、作品の世界観を活かした化学テストなどを実施していました。 同じくスクウェア・エニックスが展開する「ヘブンズコード・ブレイカーズ」は、キャラクターとリアルユニットで展開されるキャラクター・パフォーマンス・プロジェクト。
「AGF2022」のステージでは新たなキャストやラジオ番組が発表され、プロジェクトとしても本格始動。
オーディオドラマや、作中のキャラクターたちが結成する音楽ユニットによるCD発売、ライブコンサートや演劇イベントなど、様々なメディアミックスが展開されます。 また会場では、スクウェア・エニックスとアニメイトが制作する新作スマートフォン向けゲーム『トワツガイ』が大々的に広告を展開。
原作・世界観設定を白本奈緒さん(ILCA)、音楽をMONACAの岡部啓一さんと瀬尾祥太郎さん、オリジナルキャラクターデザインを雪醒さんが担当。2023年2月16日(木)にリリースされます。 ほかにも、近未来戦国メディアミックスプロジェクト『マガツノート』や、カーレースを題材にしたサンライズとバンダイナムコアーツのプロジェクト『ハイドライバーズ』の展示もありました。 こちらも注目を集めている青春×アカペラを複数のメディアで展開する音楽原作プロジェクト『アオペラ -aoppella!?-』。
夏には新たなグループとして、都立蓮雀高校アカペラ部「バッドリップ」が登場し、内田雄馬さん、小野賢章さん、花江夏樹さんらの参加が発表されています。
“文化祭”への参加希望に長蛇の列ができていたツキプロ
一番印象的だったのは、2.5次元に存在する架空の芸能事務所・ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)が出展していた「月野学園文化祭」。「AGF2022」の開幕からあまり時間が経っていないのにも関わらず、物販には長蛇の列ができていました。 気になって少しのぞいてみると、物販待機列の途中には何やら下駄箱のようなものが。
どうやら「文化祭」というコンセプトに合わせて、キャラクターの名前が書かれた上履きが置かれていたようです。ファンもすかさずカメラを取り出していました。 ここ数年で見かけるようになったキャラクターの香水。アニメや漫画とのコラボフレグランスブランド・primaniacs(プリマニアックス)では、『東京リベンジャーズ』などのキャラクター香水を展示。
一通り香りを体験しましたが、中でもドラケンこと龍宮寺堅の香水は、キャラクターのイメージからも納得の香りでした。 印象的だったのは、ブシロードの新作カードゲーム『ヴァイスシュヴァルツブラウ』のブース。
壁一面に実際にゲームで使用するカードが貼られており、来場者は自由に持ち帰ることができるようになっていました。
『A3!』や『うたの☆プリンスさまっ♪』、『ちいかわ』、さらにはエンタメユニット・すとぷりなど、人気の作品やアーティストがラインナップされており、ブース内は常に人だかりができていました。
「AGF2022」で最も異彩を“カラフルに”放っていた花屋
そして最後に、物販中心の中で一際異彩を放っていたブースを紹介。「Start Flowers」と書かれたブースの中は、色とりどりの花々でデコレーションされていました。「AGF2022」随一の映えスポットと言っても過言ではないほどの装飾。会場内はアニメやゲームなどのイラストが中心の中で、異質な存在感を放っていました。
「好きなコンテンツとお花を一緒に楽しんでほしい」という想いからスタートしたサービスで、今後様々な展開を予定しているようです(外部リンク)。 “推し”という文化の拡大も相まって、次々と新たなプロジェクトがスタートする女性向けコンテンツ。既存タイトルも根強い人気を放っており、「AGF2022」の会場を彩った作品を中心に、まだまだ勢いは衰えそうにありません。
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