「怖いけど諦めた」フィッシャーズ シルクの恐怖体験 映画『カカリ』イベントレポ

霊が“入ってくる”憑依体験

続いて、憑依の意味がある映画タイトル『カカリ-憑-』繋がりで、霊が身体に入って来た体験をシルクロードさんが告白。本作の元になった体験とは別に憑依されたことがあると切り出す。

「人が出歩かない時間、車の中から女の人を見たことがあって。その人の横を通り過ぎた時、これ通行人じゃない!って気付いたんですよ。その瞬間に意識が飛びかけて、しかも車の前を鹿が横切って、その乗ってた車が事故りそうになったことがありました

シルクロードさんは、このような身体のなかに“入られそう”になったことがこれまでに何回かあると言う。

その中でも今回の映画の元になった体験は「失神しているのと同じ。完全に意識のない“入られている”状態だった」と、とびきりの怖さだったそう。

当時その恐怖体験を共にした友人たちと『カカリ-憑-』を観たと言うシルクロードさんは、霊である女の子が「あの当時のまんま」だと言い、友人たちも「もう見たくない」と語ったほどの再現度だと映画の完成度を称賛した。

『カカリ-憑-』ポスター。シルクさんが「あの当時のまんま」と語る女の子も顔をのぞかせる。

「誰かと一緒に見なさい」霊感を持つ観客へのアドバイス

会場にいる観客からも次々とシルクロードさんへの質問が挙がったトークイベント。

自分も同じように音が聞こえたり、人が見える」と心霊経験を話す人もちらほら。心霊体験の先輩であるシルクさんに悩みを相談するシーンも。

なかでも霊感が目覚めそうになっているという女の子には、「夜1人で見る幽霊はめちゃくちゃ怖いから、誰かと一緒に見なさい」と優しいアドバイスを送る。

そのほか、「もしまた(映画に登場する)あの女の子に会って、一緒にYouTubeを撮るとしたら、どんな動画を撮りますか?」といったユニークな質問も挙がり、「もう一回身体に入ってもらって、その状態で生放送したいな」と、YouTuberならではの回答に会場が笑いに包まれた。 時に背筋が凍り、時に笑い声が上がったトークイベントの最後には、シルクロードさんは真剣な眼差しで一言。

ここは行くなよって言われた所は、基本的に近寄らない方がいいです。さっきの壇上の奴らは、たまたま生き残った奴らなんで」と強く念を押し、イベントは終了した。

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