検索で何でもわかる時代にクイズは無駄? QuizKnockが痛快にアンサー

検索で何でもわかる時代にクイズは無駄? QuizKnockが痛快にアンサー
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【猛検索】難問VS検索を許可されたクイズ王

東京大学発の知識集団・QuizKnockが、「【猛検索】難問VS検索を許可されたクイズ王」と題した動画を8月23日(火)にYouTubeで公開した。

「インターネットで検索すれば何でもわかる現代において、知識を競うクイズに意味はあるのか?」というクイズに対するよくある問いに対し、QuizKnockが痛快にアンサー。

スマホなどを使って調べてもいいという条件で出題されたクイズに、伊沢拓司さん、こうちゃん山本祥彰さんの3人が挑戦した。

検索OKなのに苦戦 クイズという遊びの奥深さ

今回の企画「検索OKクイズ」のルールは次のとおり。

司会のふくらPさんが、早押しクイズを矢継ぎ早に7問連続で出題。早押し形式ではあるものの、ボタンを押した直後には回答せず、問題がすべて出題されたあと3分間の「検索タイム」を挟んで回答を行う。

一見、検索ができるので通常の早押しクイズよりも簡単なようにも思われる今回のルール。

しかし、(ネタバレとなるので詳細は伏せるが)いつも以上に苦戦する3人の姿に、クイズという遊びの奥深さが垣間見える。

伊沢拓司「クイズはそれでなお楽しい」 学びの大切さ

QuizKnock

動画冒頭、「検索すれば何でも調べられる時代にも関わらず、知っているかどうかを競う意味はあるのか?」という定型的なクイズ批判に対し、東大発のクイズ王・伊沢拓司さんは「我々クイズ業界はもう乗り越えてきたから」「クイズはそれでなお楽しいのよ、それでいいじゃないのよ」と返す。

KAI-YOU.netのインタビューの中、伊沢拓司さんは「知識を得る・学ぶ」ことの意義について、次のように語っていた。

例えばアイドルグループを『ミュージックステーション』(Mステ)で見て「ちょっと知ってみたくなったな」と思ったら、Wikipediaで調べたりする。それで再度曲を聞いたりすると、メンバーのこととかを知っているから、普通に聞くよりも楽しくなる。

(中略)

一方で、何も知らないところに「楽しい」とはならないですよね。必ずこのループって「知る」側から入らなきゃいけなくて、「楽しい」側から入ることはできない。 天才集団クイズノックインタビュー「教育を言い訳にしたくない」

「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、「学び」をエンタメとして届けるQuizKnock。それと同時に「学ぶ」ことそのものの大切さの啓蒙も行ってきた。

今回の動画も、「検索のみに頼らず、色々な文献を見る習慣をつけて頂けると良いんじゃないでしょうか」という伊沢拓司さんの言葉で(説教くさくなってしまったことにも触れて笑いに変えつつ)締められている。

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