外来種の今をポップに解説 環境系エンターテイナーWoWキツネザル、環境省とコラボ

画像は環境省ツイートより

YouTubeやTikTokを中心に環境啓発動画などをアップロードしている環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんが、環境省とコラボ。

8月17日に、環境省のTwitterおよびYouTubeでコラボ動画が公開された。企画を環境省、動画制作はNPO法人生態工房とWoWキツネザルさんが担当している。

環境系エンターテイナー・WoWキツネザルとは?

WoWキツネザルさん/画像は環境省ツイートより

WoWキツネザルさんは、マダガスカルに住む動物・ワオキツネザルに扮したエンターテイナー。

自称「スタイリッシュ、おバカ」をモチーフにしたキャラクター性で、数々のイベントや結婚式の司会を務めており、その傍らでYouTubeやTikTokでSDGsに役立つ情報や雑学、動物に関する豆知識を披露している。

例えば「現代版 桃太郎 SDGs編」シリーズでは、ショート動画の中で環境に配慮した改変版「桃太郎」を披露。おじいさんは里山の整備に行き、おばあさんは環境に配慮した洗濯をする……という話になっている。

WoWキツネザルさんの解説は、子どもでも分かりやすいような例えや話し方をしており、誰でも楽しみながら環境や動物のことを学べるのが特徴だ。
現代版 桃太郎 SDGs編①【WoWキツネザルのヒーローになれる雑学】

環境省とのコラボでアカミミガメを取り巻く今を解説

環境省とのコラボ動画では、通称・ミドリガメことアカミミガメについて解説。アカミミガメはアメリカ南西部原産のカメで、1950年代後半から日本に入ってきた。実は外来種。

日本の生態系に害を与えており、これから外来生物法が改正され(外部リンク)、全面的に売買や飼育環境から逃がすことが規制される見通しであることが触れられている(なお飼育自体は法規制されない)。

動画の中でWoWキツネザルさんは飼育をするうえで“命を預かる責任があること”や、“アカミミガメを悪者にしないために何ができるのか”を説いており、ポップな雰囲気ながらもしっかりと命と外来種について学べる内容になっている。
カメのヒーローになれる雑学 -アカミミガメと外来生物法について【WoWキツネザル×環境省】

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