第11回は石川澪さん。2021年10月にデビューしたばかりの彼女は、一見すると透明感のある美少女にしか見えない……。 だけど実は生粋のオタク。彼女が日々を頑張れるのは、大好きなバーチャルYouTuber(VTuber)・さくらみこさんや、スマホゲームアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』など「推し事」が尽きないから。
透き通ったたたずまいと、そんな姿から想像もできないほどに、推しがいる生活の尊さを熱弁する──石川澪さんのギャップがたまらない記事ができました。 取材:かよちゃん 文:ミクニシオリ 写真:ヤンス・キム フラワーアレンジ:岡本悠
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石川澪、春の光に溶け込む花たちと
笑いのツボはシュール気味。インターネットが大好きです
──デビューは2021年10月ですが、撮影はまだ緊張しますか?石川 自撮りなどもあまりしない方だったので、写真を撮られることに本当に慣れていなくて。撮影中はまだ「今のポーズ大丈夫かな」「可愛くできてるかな」と心配しちゃうことがありますね。
──今回のインタビューのように自分のことを話すのは得意な方ですか?
石川 どちらかというと人見知りしちゃうタイプです。でもオタク気質なので、趣味のこととか、気持ちが盛り上がる話がはじまると早口でめちゃめちゃ話しちゃう(笑)。
──そうするとやっぱり趣味の話が盛り上がる?
石川 そうなんです。物心ついたときからオタクだったので、好きなコンテンツの話になると止まらなくなっちゃうんです。推してるVTuberの話や、最近ハマってる『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(通称・プロセカ)というスマホゲームの話とか。
小学生の頃からニコニコ動画を見るのが好きだったんです。そこで歌い手やVOCALOID(ボーカロイド)が好きになって。コミケやボーマス(THE VOC@LOiD M@STER)にCDを買いに行っていた頃もありました。
その頃からゲーム実況を見るのも好きで、今ももこうさんっていう昔から実況をやっている配信者さんが好きですね。いつも本気でキレながらやってるのが面白くて、気づくとずっと見ちゃうんですよね。 ──聞くところによると、4コマ漫画やLINEスタンプなどが人気のキャラクター「ちみたん」もお好きだとか。
石川 Twitterを見るのが日課で、TLにたまたま流れてきて知りました。初期から見てるので……古参ということでもいいですかね……?
ちみたんはハムスターなんですが、語彙が独特な感じとか、すごく自由に生きている感じが好きなんですよね。今日もちみたんキャップと、スマホにちみたんステッカーがいます!!!
ちみたんの魅力を伝えたくて、友だちと一緒にコラボカフェにいきましたが……なかなか魅力は伝わらないものですね……(泣)。
──お話をうかがっているとインターネットにまつわるものが多いですね。
石川 小さい頃からあまり地上波のテレビを見ずに、ずっとネットの動画ばっかり見て育っちゃったからだと思います。
──透明感のある見た目の雰囲気とはギャップがありますよね。
石川 インドアだから肌が白くなっちゃったんですかね(笑)。配信を見たり、スマホでゲームしたり、趣味が家でできることばっかりだし、リアタイで配信見たいときは夜ふかしもしちゃうし……。
推しが頑張ってるから、自分も頑張る
──いろいろな作品が好きだと思うのですが、その中でも特に好きなのはどれですか?石川 やっぱり今はVTuberかなあ。あとは配信者さん、歌い手さん……たくさんいますね……。ニコニコ時代から続けてくれている人も多いし、もう自分の半生を一緒に生きてきたようなものというか。
今はホロライブのさくらみこちゃんが最推しなんです。幼女っぽい可愛い声なんですけど、滑舌が悪く聞こえる声質で話すから、たまに何言ってるかわからないところも尊いですね。
もちろんそれだけじゃなくて、ホロライブ運動会の主催として、『Minecraft』でコツコツと運営準備を進めている姿にも心打たれて。メンバーシップにも入っているし、生誕祭のグッズもコンプリートBOXを買っちゃいました。
──コンプリートBOXまで……。もしかして自宅も推しのグッズたちに囲まれて……?
石川 学生時代はグッズが多かったけど、今はやっぱりゲームの課金かもしれません。『プロセカ』は衣装が可愛くて、いつも欲しいものが出るまでガチャを回し続けちゃうんですよね。くう……こういうのって、なんで欲しいものに限って出ないんですかね。
──でも、好きなものにお金を使うのはストレス発散にもなりそうですね。
石川 そうですね。欲しいグッズを買おうとか、今日帰ったらみこち(さくらみこさんの愛称)の配信が見れるなとか、楽しみな推し事が、日々の仕事や生活の大きいモチベーションになっているんです。 ──推しがいることが生活のモチベーション。今らしい考え方ですね。
石川 つらいことがあっても、推しが頑張って耐久配信していると、私も頑張ろうって思えます。今は好きなものを好きって言いやすい世の中になっている気がするので、すごくいいですね。
私自身、最近YouTubeもはじめたので、好きな作品やVTuberの話もできたらいいな。話しはじめるとオタクらしさが全開になるけど、引かないでくださいね……!
──よければ最後に布教活動をどうぞ。
石川 え〜いいんですか! VTuberは配信時間が長い人も多いけど、どれも面白い配信ばかりなので、気軽に配信を見てみてほしいです。
私が好きなみこち以外にも有名な方がたくさんいるので、ぜひ推しを探してみてください。ちなみに私は、にじさんじの花畑チャイカさんがVTuberにハマったきっかけでしてね……って、これ以上はまた止まらなくなっちゃいそうです(笑)。 「She Sees Scene」のInstagramでも撮り下ろし写真を公開中。
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まだ見ぬ彼女に会ってみる?
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石川澪
セクシー女優
MOODYZ専属女優。
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yansu
フォトグラファー
1992年、奈良県香芝市生まれ。東京都世田谷区在住。amanaグループ株式会社acubeにてシズル専門の静止画映像撮影チームを経験後、独立。透明感のある世界観で静止画・動画問わず、広告、Web、雑誌を中心に活動中。
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岡本悠
フラワースタイリスト
1992年、北海道出身。花と植物を用いた撮影のヴィジュアルディレクションなどで活動。2020年よりフリーに。
連載
ここに広がるのは、彼女のためだけの世界。世界の未来は見えないけど、世界の幸せは叶えられないかもしれないけど、どうか自分の世界だけは美しくありますように。 「ちょっとさ、世界やばそうだよね。」 「わかる。でも遊びたいよね。」 彼女たち自身にしか見えていないはずの、今しかない祈り。その刹那の「scene」を切り取る。 息遣いが聞こえるほどリアルな日常を切り取るフォトグラファー 「ヤンス・キム」さん。私たちは、その場所に自分が存在するかのような匂いや音が聞こえる写真の世界を覗き込む。
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