第10回に登場してくれた美谷朱里さん。撮影中、お気に入りのスピーカーで好きな音楽を流しながら、のびのびと花々の香りを楽しんでくれた。 マイペースに撮影を楽しんでくれているようだった彼女だが、過去にはメンタルコントロールができなった時期もあったとか。
あの頃よりちょっぴり大人になった美谷さんが大切にしている即断即決とは? 取材当日におすすめしてくれたBTSの「Mikrokosmos」とともにお楽しみください。 取材:かよちゃん 文:ミクニシオリ 写真:ヤンス・キム フラワーアレンジ:岡本悠
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春香る花々に鼻先をくすぐられて
「テンションが上がる選択」をポリシーに
──春の花、すごくお似合いでしたね!
美谷 今日の撮影、本当に楽しみにしていたんです。お花の知識は浅いのですが、どれも可愛くて嬉しかったです。
──撮影中も香りを堪能していた姿が印象的でした。
美谷 たぶん匂いフェチなんですよね。お花に限らず、気になるものはまず香りを確かめにいってしまう節がありまして(笑)。
──今回は撮影中の音楽も、美谷さん御用達のスピーカーを持ち込んでいただいて。
美谷 人見知りするタイプなので、無音だと緊張しちゃうんですよね。ノれる音楽を聴いていると、心がリラックスするんです。テンションが上がっちゃえば元気になるんですけど、普段は真顔になりがちなので……。
音楽を聴いていると、行動や生活のテンポがよくなるんです。あとは、常に好きなものに支配されていたいというのもありますね。スピーカーとイヤホンは、私にとってスマホやお財布と同じくらいの必需品です。
──音楽を聴いているときって、少し頭がスッキリしますよね。余計なことを考えずに済むというか。
美谷 そうなんですよ。考え事で頭がいっぱいになるときもあるけど、そのタイミングを調整したいんです。音楽を聴いている間は、あまり深く考え込まずに済むんですよね。
──美谷さんは悩み事を溜め込んでしまうタイプですか?
美谷 溜め込むことはないですね。たいていの悩みって、最後は諦めるか覚悟するかの二択じゃないですか。どっちか選べなくて悩んじゃう人も多いと思うけど、選択しないと進まないことも多いですよね。
私はいい意味で、なるべく即決したいタイプです。メソメソしていることで他人を心配させたくないから。
──即断即決って、わかっていてもなかなかできない人は多いと思います。
美谷 私も昔はそういう人間でしたよ。悩み事を周りの人や環境のせいにしていたこともありました。この仕事をはじめてから、前よりもはっきりと選択できるようになったかもしれません。
昔はメリットとデメリットを比較して悩んでいたんですけど、今は自分のテンションが上がるかどうかで決断することが多いです。地道に努力するのもそんなに得意じゃないので、結果的にモチベーションが上がる選択をした方が頑張れるんですよね。
──ほとんどの物事にはメリットもデメリットもありますから、自分がどう思うかで考えた方がシンプルですね。
美谷 同時に、それが自分の心を守ってあげることにもつながると思っています。表に出る仕事をしていく中で、自分で自分を守るスキルが身についた感じですね。
「諦める」ことは、逃げることじゃない
──人からのイメージや偏見に悩まされることもありましたか?
美谷 昔はあったんですけど、今は「無理してみんなに好かれる必要はない」というポジティブな諦めがありますね。
「諦める」って悪い意味で使われることが多いと思うんですけど、私はそう思っていなくて。諦めることで心が軽くなるときもあるし、それで次の場所に行けるならそれでいいと思うんです。
自分が楽しいと思える場所に行けるなら、ひとつの場所に固執しなくていいんじゃないかなって。なんでも相性はあるし、相性の悪い場所にずっといるのは疲れちゃいますよね。
──諦める=次の場所にいくためのステップでもありますもんね。
美谷 男女問わず、自分の枠組みを自分でつくってしまって悩んでいる人って多いと思います。気持ちはわかるんですよ、自分もそういうときがあったので。私は悩んでるときこそ、やっぱり音楽を聴くんです。
「これをしてるときは最強になれるぞ!」っていう趣味が、一個でもあると強くなれると思います。私は音楽とドライブが好きなので、悩んだら車に飛び乗って大きな音で音楽をかけるんです。
美谷 あとは音楽を聴きながら猫を吸います。
趣味がなくても、誰か憧れの人をつくってその人を研究したり、考え方を参考にしてみたりするのもいいと思います。自分とは違うけど憧れを持てる人の意見を聞くと、割り切るポイントも見つけやすくなると思います。
──ちなみにどうしても趣味も憧れの人も見つからないという人は……?
美谷 そういう人は私を趣味にしてもらえたらいいんじゃないかな(照)。
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まだ見ぬ彼女に会ってみる?
美谷 今日の撮影、本当に楽しみにしていたんです。お花の知識は浅いのですが、どれも可愛くて嬉しかったです。
──撮影中も香りを堪能していた姿が印象的でした。
美谷 たぶん匂いフェチなんですよね。お花に限らず、気になるものはまず香りを確かめにいってしまう節がありまして(笑)。
──今回は撮影中の音楽も、美谷さん御用達のスピーカーを持ち込んでいただいて。
美谷 人見知りするタイプなので、無音だと緊張しちゃうんですよね。ノれる音楽を聴いていると、心がリラックスするんです。テンションが上がっちゃえば元気になるんですけど、普段は真顔になりがちなので……。
音楽を聴いていると、行動や生活のテンポがよくなるんです。あとは、常に好きなものに支配されていたいというのもありますね。スピーカーとイヤホンは、私にとってスマホやお財布と同じくらいの必需品です。
──音楽を聴いているときって、少し頭がスッキリしますよね。余計なことを考えずに済むというか。
美谷 そうなんですよ。考え事で頭がいっぱいになるときもあるけど、そのタイミングを調整したいんです。音楽を聴いている間は、あまり深く考え込まずに済むんですよね。
──美谷さんは悩み事を溜め込んでしまうタイプですか?
美谷 溜め込むことはないですね。たいていの悩みって、最後は諦めるか覚悟するかの二択じゃないですか。どっちか選べなくて悩んじゃう人も多いと思うけど、選択しないと進まないことも多いですよね。
私はいい意味で、なるべく即決したいタイプです。メソメソしていることで他人を心配させたくないから。
──即断即決って、わかっていてもなかなかできない人は多いと思います。
美谷 私も昔はそういう人間でしたよ。悩み事を周りの人や環境のせいにしていたこともありました。この仕事をはじめてから、前よりもはっきりと選択できるようになったかもしれません。
昔はメリットとデメリットを比較して悩んでいたんですけど、今は自分のテンションが上がるかどうかで決断することが多いです。地道に努力するのもそんなに得意じゃないので、結果的にモチベーションが上がる選択をした方が頑張れるんですよね。
──ほとんどの物事にはメリットもデメリットもありますから、自分がどう思うかで考えた方がシンプルですね。
美谷 同時に、それが自分の心を守ってあげることにもつながると思っています。表に出る仕事をしていく中で、自分で自分を守るスキルが身についた感じですね。
「諦める」ことは、逃げることじゃない
──人からのイメージや偏見に悩まされることもありましたか?
美谷 昔はあったんですけど、今は「無理してみんなに好かれる必要はない」というポジティブな諦めがありますね。
「諦める」って悪い意味で使われることが多いと思うんですけど、私はそう思っていなくて。諦めることで心が軽くなるときもあるし、それで次の場所に行けるならそれでいいと思うんです。
自分が楽しいと思える場所に行けるなら、ひとつの場所に固執しなくていいんじゃないかなって。なんでも相性はあるし、相性の悪い場所にずっといるのは疲れちゃいますよね。
──諦める=次の場所にいくためのステップでもありますもんね。
美谷 男女問わず、自分の枠組みを自分でつくってしまって悩んでいる人って多いと思います。気持ちはわかるんですよ、自分もそういうときがあったので。私は悩んでるときこそ、やっぱり音楽を聴くんです。
「これをしてるときは最強になれるぞ!」っていう趣味が、一個でもあると強くなれると思います。私は音楽とドライブが好きなので、悩んだら車に飛び乗って大きな音で音楽をかけるんです。
美谷 あとは音楽を聴きながら猫を吸います。
趣味がなくても、誰か憧れの人をつくってその人を研究したり、考え方を参考にしてみたりするのもいいと思います。自分とは違うけど憧れを持てる人の意見を聞くと、割り切るポイントも見つけやすくなると思います。
──ちなみにどうしても趣味も憧れの人も見つからないという人は……?
美谷 そういう人は私を趣味にしてもらえたらいいんじゃないかな(照)。
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美谷朱里さんの出演作品をチェックする(FANZA)
まだ見ぬ彼女に会ってみる?
まだ見ぬ彼女に会ってみる?
この記事どう思う?
美谷朱里
セクシー女優
1997年4月15日生まれ。本中、ダスッ!専属女優。
・Twitter
・Instagram
yansu
フォトグラファー
1992年、奈良県香芝市生まれ。東京都世田谷区在住。amanaグループ株式会社acubeにてシズル専門の静止画映像撮影チームを経験後、独立。透明感のある世界観で静止画・動画問わず、広告、Web、雑誌を中心に活動中。
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岡本悠
フラワースタイリスト
1992年、北海道出身。花と植物を用いた撮影のヴィジュアルディレクションなどで活動。2020年よりフリーに。
連載
ここに広がるのは、彼女のためだけの世界。世界の未来は見えないけど、世界の幸せは叶えられないかもしれないけど、どうか自分の世界だけは美しくありますように。 「ちょっとさ、世界やばそうだよね。」 「わかる。でも遊びたいよね。」 彼女たち自身にしか見えていないはずの、今しかない祈り。その刹那の「scene」を切り取る。 息遣いが聞こえるほどリアルな日常を切り取るフォトグラファー 「ヤンス・キム」さん。私たちは、その場所に自分が存在するかのような匂いや音が聞こえる写真の世界を覗き込む。
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