第9回には相沢みなみさんが登場。帰国子女らしいクレバーさと、多様性を受け止めるしなやかな強さが魅力の彼女。 “常に努力”が当たり前だったというその強さの裏には、彼女の細やかな人間性と、小さな幸せを見逃さない前向きさがあった。
撮影当日「みんなでつくった最高の記事だから、みんなが元気になる曲を」と、現場のスタッフを労ってくれた相沢さんに応えて、今回は彼女の強さに似合う曲とともにお楽しみください。 取材:かよちゃん 文:ミクニシオリ 写真:ヤンス・キム フラワーアレンジ:岡本悠
【写真50枚】相沢みなみさんの写真をもっと見る
今まさに咲き誇る相沢みなみと、初春の花々
ストイックに自分の思考と向き合う日々
──撮影では花がとても似合ってましたが、これまでにもこうした撮影の機会はあったんでしょうか?
相沢 実は、お花がメインの撮影は初めてでした。お花はファンの方からもよくいただくので、お家ではリビングなどに飾っているんですけどね。気に入ったお花があった時は、ドライフラワーに加工することもあります。
普通は2〜3週間くらいかかるのですが、私は浴室に洗濯バサミで一本ずつぶらさげて、乾燥機を使って時短でつくったりしてます。
──そんなテクニックが。ちなみに好きな花は何ですか?
相沢 かすみ草のような小花も好きなんですが、一番好きなのは深みのあるダーク色のバラかな。
──相沢さんのラグジュアリーなイメージにぴったりですね。
相沢 もともと、凛としたかっこいいイメージが好きなんです。だから私服はけっこう黒いものが多いし、濃いめのメイクも好きで。最近はお仕事でも、もともとの自分らしさが活きるイメージに近づけられていて嬉しいです。
──本当の自分を理解してもらえるのって嬉しいけど、意外と簡単にはいかないことも多いと思います。
相沢 そうなんですよね。今ってSNSが様々な活動で交流の中心になると思うんですけど、きちんと内容の濃い投稿をしていかないと伝わらないのかなと思っています。
私の場合、その時感じたことをしっかり言葉にしたり、人を参考にせず自分の意見を考えたりするようにしています。なるべく齟齬なく伝わるように、1時間以上かけて投稿文を考えることも多いですね。
──セルフブランディングにも、ストイックに臨まれているんですね。今の時代、有名人じゃなくても自己プロデュース力を求められると思うのですが……何かコツはありますか?
相沢 誰かを見て真似するのでなく、自分が一番活きる方法を自分の頭で考えるようにしています。例えば撮影では自分らしいクセや、バランス感を活かせるように身体を動かしていますし、SNSの投稿も他の人を参考にしないようにしています。
自分が見せたい自分を、自分で発見できることが大切かな。イメージしている映像に向かって、頭の中でパズルをはめていくような感覚です。
強さの裏にある、彼女の「しなやかさ」
──日常からストイックに見えますが、自宅では普段どのように過ごされていますか?
相沢 家にいる時は、ただ生活をしていますよ(笑)。夜ごはん何つくろうとか、今日買いたいものを考えたり……。でも、朝のうちに今日の予定を全部考えておきたいタイプですね。
──簡単なようで、意外と難しいような。計画性があるんですね。
相沢 でも、人といる時は予定について考えないようにしています。人といる時って、予定どおりにはいかない時も多いじゃないですか。
でも一度考えてしまうと、立てた予定が崩れることがストレスになってしまうので。自分がどうしたらストレスなく快適に生きていけるかは、けっこう考えているかもしれません。
──先回りして考えられるんですね。疲れてしまうことはありませんか?
相沢 そういう小さいストレスは、小さい幸せで回収するようにしていて。例えばお風呂にゆっくり浸かって、その間に洗濯機を回しきったりとかして。ちょっと効率よかったな、って感じると嬉しいんです。自分の中で「今日も1ポイントゲット!」って思える。
あとは、疲れたらとにかく寝ることが一番大切です。そういう小さな幸せで、毎日が回っている気がします。
──自分自身でコントロールできるはすごいですね。今日の撮影現場でも楽しい雰囲気をつくってくれていたと思います。
相沢 意識しているつもりはないんですが、できれば自分に注目してほしくないからかな。大人数でのお仕事や飲み会では、周りの話を聞いている方が好きです。
でも、誰かの意見を聞いて否定的になりたくはないので「いろんな人がいて、いろんな意見がある」とシンプルに考えるようにしています。自分とは違う意見を持った人でも、それがその人らしさなんだなって理解する姿勢ではいたい。
「自分のため」より「誰かのために」
──相手を気遣ってコミュニケーションしているのは、SNSでの投稿からも少しわかるような気がします。
相沢 仕事でも会話でも「相手があってこそ」な場合が多いじゃないですか。私は、自分のためだけにがんばれないタイプなんです。誰かのためで、それが自分のためでもあることなら、2倍頑張ろうって思えるんですよね。
だから、SNSでの小さな文章一つでも、その先にいる人の気持ちは忘れないようにしたいんです。
──まっすぐで真摯ですね。
相沢 早くまた、みんなに会いたいです。本当は海外のファンにも会いに行きたいし、対面で「ありがとう」を伝えたい人が本当にたくさん。
──では最後に、今年の目標も教えてください。
相沢 基本的には体調管理と、現状維持より少し上を目指したいですね。物欲もない方なんですよね〜。新しいものって、置ける場所が決まってからじゃないと買えないタイプなので、一つのものを長く使っちゃう方だし。
──細く長く堅実にという基本的な芯が、一本まっすぐ通っていますよね。
相沢 ちょっとずつのものに、毎日幸せを感じるのが好きなんです。料理に使うピックをいろんなお店で買ったり、かわいいシールを集めては使うタイミングを見計らったりとか。
──シール集め!? ここにきてさらに意外な一面が見えましたね。
相沢 意外ですか……? 手紙やお土産を配る際に、どのシールを貼ろうか悩んだりすることもありますし、年賀状を出す時には隠れミッキーを3つ忍ばせることもあります。少しでも相手が楽しんでくれたらいいな〜って思って……え、なんかすごい恥ずかしいんですけど(照)。
【写真50枚】相沢みなみさんの写真をもっと見る
相沢みなみさんの出演作品をチェックする(FANZA)
まだ見ぬ彼女に会ってみる?
相沢 実は、お花がメインの撮影は初めてでした。お花はファンの方からもよくいただくので、お家ではリビングなどに飾っているんですけどね。気に入ったお花があった時は、ドライフラワーに加工することもあります。
普通は2〜3週間くらいかかるのですが、私は浴室に洗濯バサミで一本ずつぶらさげて、乾燥機を使って時短でつくったりしてます。
──そんなテクニックが。ちなみに好きな花は何ですか?
相沢 かすみ草のような小花も好きなんですが、一番好きなのは深みのあるダーク色のバラかな。
──相沢さんのラグジュアリーなイメージにぴったりですね。
相沢 もともと、凛としたかっこいいイメージが好きなんです。だから私服はけっこう黒いものが多いし、濃いめのメイクも好きで。最近はお仕事でも、もともとの自分らしさが活きるイメージに近づけられていて嬉しいです。
──本当の自分を理解してもらえるのって嬉しいけど、意外と簡単にはいかないことも多いと思います。
相沢 そうなんですよね。今ってSNSが様々な活動で交流の中心になると思うんですけど、きちんと内容の濃い投稿をしていかないと伝わらないのかなと思っています。
私の場合、その時感じたことをしっかり言葉にしたり、人を参考にせず自分の意見を考えたりするようにしています。なるべく齟齬なく伝わるように、1時間以上かけて投稿文を考えることも多いですね。
──セルフブランディングにも、ストイックに臨まれているんですね。今の時代、有名人じゃなくても自己プロデュース力を求められると思うのですが……何かコツはありますか?
相沢 誰かを見て真似するのでなく、自分が一番活きる方法を自分の頭で考えるようにしています。例えば撮影では自分らしいクセや、バランス感を活かせるように身体を動かしていますし、SNSの投稿も他の人を参考にしないようにしています。
自分が見せたい自分を、自分で発見できることが大切かな。イメージしている映像に向かって、頭の中でパズルをはめていくような感覚です。
強さの裏にある、彼女の「しなやかさ」
──日常からストイックに見えますが、自宅では普段どのように過ごされていますか?
相沢 家にいる時は、ただ生活をしていますよ(笑)。夜ごはん何つくろうとか、今日買いたいものを考えたり……。でも、朝のうちに今日の予定を全部考えておきたいタイプですね。
──簡単なようで、意外と難しいような。計画性があるんですね。
相沢 でも、人といる時は予定について考えないようにしています。人といる時って、予定どおりにはいかない時も多いじゃないですか。
でも一度考えてしまうと、立てた予定が崩れることがストレスになってしまうので。自分がどうしたらストレスなく快適に生きていけるかは、けっこう考えているかもしれません。
──先回りして考えられるんですね。疲れてしまうことはありませんか?
相沢 そういう小さいストレスは、小さい幸せで回収するようにしていて。例えばお風呂にゆっくり浸かって、その間に洗濯機を回しきったりとかして。ちょっと効率よかったな、って感じると嬉しいんです。自分の中で「今日も1ポイントゲット!」って思える。
あとは、疲れたらとにかく寝ることが一番大切です。そういう小さな幸せで、毎日が回っている気がします。
──自分自身でコントロールできるはすごいですね。今日の撮影現場でも楽しい雰囲気をつくってくれていたと思います。
相沢 意識しているつもりはないんですが、できれば自分に注目してほしくないからかな。大人数でのお仕事や飲み会では、周りの話を聞いている方が好きです。
でも、誰かの意見を聞いて否定的になりたくはないので「いろんな人がいて、いろんな意見がある」とシンプルに考えるようにしています。自分とは違う意見を持った人でも、それがその人らしさなんだなって理解する姿勢ではいたい。
「自分のため」より「誰かのために」
──相手を気遣ってコミュニケーションしているのは、SNSでの投稿からも少しわかるような気がします。
相沢 仕事でも会話でも「相手があってこそ」な場合が多いじゃないですか。私は、自分のためだけにがんばれないタイプなんです。誰かのためで、それが自分のためでもあることなら、2倍頑張ろうって思えるんですよね。
だから、SNSでの小さな文章一つでも、その先にいる人の気持ちは忘れないようにしたいんです。
──まっすぐで真摯ですね。
相沢 早くまた、みんなに会いたいです。本当は海外のファンにも会いに行きたいし、対面で「ありがとう」を伝えたい人が本当にたくさん。
──では最後に、今年の目標も教えてください。
相沢 基本的には体調管理と、現状維持より少し上を目指したいですね。物欲もない方なんですよね〜。新しいものって、置ける場所が決まってからじゃないと買えないタイプなので、一つのものを長く使っちゃう方だし。
──細く長く堅実にという基本的な芯が、一本まっすぐ通っていますよね。
相沢 ちょっとずつのものに、毎日幸せを感じるのが好きなんです。料理に使うピックをいろんなお店で買ったり、かわいいシールを集めては使うタイミングを見計らったりとか。
──シール集め!? ここにきてさらに意外な一面が見えましたね。
相沢 意外ですか……? 手紙やお土産を配る際に、どのシールを貼ろうか悩んだりすることもありますし、年賀状を出す時には隠れミッキーを3つ忍ばせることもあります。少しでも相手が楽しんでくれたらいいな〜って思って……え、なんかすごい恥ずかしいんですけど(照)。
【写真50枚】相沢みなみさんの写真をもっと見る
相沢みなみさんの出演作品をチェックする(FANZA)
まだ見ぬ彼女に会ってみる?
相沢 仕事でも会話でも「相手があってこそ」な場合が多いじゃないですか。私は、自分のためだけにがんばれないタイプなんです。誰かのためで、それが自分のためでもあることなら、2倍頑張ろうって思えるんですよね。
だから、SNSでの小さな文章一つでも、その先にいる人の気持ちは忘れないようにしたいんです。
──まっすぐで真摯ですね。
相沢 早くまた、みんなに会いたいです。本当は海外のファンにも会いに行きたいし、対面で「ありがとう」を伝えたい人が本当にたくさん。
──では最後に、今年の目標も教えてください。
相沢 基本的には体調管理と、現状維持より少し上を目指したいですね。物欲もない方なんですよね〜。新しいものって、置ける場所が決まってからじゃないと買えないタイプなので、一つのものを長く使っちゃう方だし。
──細く長く堅実にという基本的な芯が、一本まっすぐ通っていますよね。
相沢 ちょっとずつのものに、毎日幸せを感じるのが好きなんです。料理に使うピックをいろんなお店で買ったり、かわいいシールを集めては使うタイミングを見計らったりとか。
──シール集め!? ここにきてさらに意外な一面が見えましたね。
相沢 意外ですか……? 手紙やお土産を配る際に、どのシールを貼ろうか悩んだりすることもありますし、年賀状を出す時には隠れミッキーを3つ忍ばせることもあります。少しでも相手が楽しんでくれたらいいな〜って思って……え、なんかすごい恥ずかしいんですけど(照)。 【写真50枚】相沢みなみさんの写真をもっと見る 相沢みなみさんの出演作品をチェックする(FANZA)
まだ見ぬ彼女に会ってみる?
この記事どう思う?
関連リンク
相沢みなみ
セクシー女優
1996年6月14日。
アイデアポケット専属女優。
・Twitter
・Instagram
yansu
フォトグラファー
1992年、奈良県香芝市生まれ。東京都世田谷区在住。amanaグループ株式会社acubeにてシズル専門の静止画映像撮影チームを経験後、独立。透明感のある世界観で静止画・動画問わず、広告、Web、雑誌を中心に活動中。
・Twitter
・Instagram
岡本悠
フラワースタイリスト
1992年、北海道出身。花と植物を用いた撮影のヴィジュアルディレクションなどで活動。2020年よりフリーに。
連載
ここに広がるのは、彼女のためだけの世界。世界の未来は見えないけど、世界の幸せは叶えられないかもしれないけど、どうか自分の世界だけは美しくありますように。 「ちょっとさ、世界やばそうだよね。」 「わかる。でも遊びたいよね。」 彼女たち自身にしか見えていないはずの、今しかない祈り。その刹那の「scene」を切り取る。 息遣いが聞こえるほどリアルな日常を切り取るフォトグラファー 「ヤンス・キム」さん。私たちは、その場所に自分が存在するかのような匂いや音が聞こえる写真の世界を覗き込む。
0件のコメント