本連載は、ストリートから浮かび上がるポップ・カルチャーにスポットを当て、いつもとは別の顔をした、さまざまな女性たちの新しい一面を発見していく。連載第6回は才色兼備で、ものづくりが大好きな、この女性です! FANZAアダルトアワード2019最優秀女優賞を受賞したトップセクシー女優、相沢みなみさん。 帰国子女で理系、お話をうかがっていても論理的に組み立てながら言葉を紡ぐ才色兼備の相沢さんは、日本語が少し苦手で……というギャップも素敵。
アウトドアでスポーツをよく行う一方で、趣味はネイルなどのアクセサリーづくり。メイク情報の収集にも彼女なりのライフハックがあるので、使える情報満載でお届けします!
取材・文:岡本尚之 写真:持田薫 衣装提供:BLACK BRAIN Clothing 取材協力:麺喜 やしま 円山町店
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手先が器用でアクセサリーづくりが大好き
才色兼備、帰国子女の相沢みなみ
──相沢さんは、帰国子女なんですよね。相沢 小学校低学年までアメリカにいました。その後日本に来て、アメリカにはその後、高校の時に留学で一度行ったきり。また行きたいなとは思っています。
──言語は得意なんですか?
相沢 国語は全然ダメだったんですよ。英語は海外にいたから得意ではありました。高校、大学と入試は英語で突破できたので。帰国したのが小学生で、少し早いのですが、日常会話なら英語は苦にならないです。大学時代の専攻も英語でしたし。
──当初の相沢さん像とギャップがあって驚いています。
相沢 課題とか宿題は嫌いだったんで、決して真面目ではなかったですよ(笑)。
ものづくりに興味を持ったのはアメリカ時代
──女優さんとして活動されながら、ものづくりに力を入れているとうかがいました。相沢 そうなんです。アメリカにいた頃から何かをつくるのが好きで、その時にアートクラブみたいなところに週一で通っていて、いろいろなものをつくっていたんですよ。授業中も小さい鶴を折っていたり(笑)、家族の絵を描いて賞をもらったりしたこともあります!
今も、ハンドメイドでピアスをつくっていますね。自分が「こういうのが欲しいかな」と思ったらつくるようにしています。
──すごいですね! ものづくりのルーツはアメリカ時代に。
相沢 今の仕事だとなかなか活かす機会がないので、できることとして、イベントのためにイヤリングとかのアクセサリーをつくったりだとか、最近はネイルも始めたりしています。 ──アクセサリーをつくるときって、どういう風にアイデアを膨らませていますか?
相沢 パーツのお店に行って、その場で頭の中で考えてしまいます。その季節に合うものをつくるので、例えばピンクのものをつくりたいと思った時は、春だったら花びらかな、とか。
──ロジカルにつくっていますよね。
相沢 まず「何のためにつくるか」を考えて、というようにしているので、ロジカルだとは思いますね。もともと理系なので、そういう考え方をするのかもしれません。
たとえば、パーツ屋さんはそれぞれ取り扱っているものが違うので、どんなものがあるか見るのがすごく楽しい。あとはピアスを分解してパーツを取り出すこともあります(笑)。やっぱり理系脳なんですかね?
美容への飽くなき執念
──アクセサリーに合わせる服ってあると思いますが、普段はどんなものを着ていますか?相沢 私服はシンプルなものが多いですね、黒が好きだから、本当は全身黒でずっといたいですけど……(笑)。家のアイテムも黒が多いですし、選択肢があってもほとんど必ず黒を選んじゃいます。洗濯機の中はもう、どれが靴下なのか服なのかわからなくなる時も多々あって(笑)。
──どうしてそんなに黒が好きなんですか?
相沢 もともと、女の子らしい服が好きではなかったんですね。今の仕事を始めてから、キレイ系の服も着るようになったんですけど、本当はパーカーとスキニーパンツとかスニーカーだけがいい。普段はパーカーをよく着てますね。
──スタイルがいいのでスキニーとかすごく似合いますよね。スポーツとかしていたんですか? 相沢 スポーツは中学校の時にテニスをやっていましたし、今でも趣味でバレーやバドミントン、バスケをやっているんですよ。アウトドア派です。でも、夜になったらすぐに家に帰ってしまいますね。夜の街は苦手。家に帰ってひたすらアクセサリーをつくっています(笑)。
──美容にもかなり気を使われていますよね。
相沢 普段、友人と話すとき、美容の話の割合はかなり大きいですね。「何を使ってる?」から始まって、SNSでも情報交換をよくやっていますね。
自分のTwitterアカウントでもこれから積極的に発信しようかなと思っています。化粧品を買う時もやっぱりよく見るのはTwitterで、その方が生の声が上がっていると思うから。
──YouTubeは見ないんですか?
相沢 動画だと、知りたい情報までたどり着くのが長すぎませんか? Twitterでエゴサをして拾った方が、合う合わないはあるんですけど、一番効率的かなと。商品名で検索して、評価の高いツイートが多いコスメをチェックするようにしています。
「#限界コスメ」とか「#リピコスメ」とかありますよね。そのハッシュタグが繰り返し使用されているのは、便利だから、に尽きますよね。そこから気になったものをピンポイントで見ます。良さそうなものは全部スクショしておいて、お店に入って必要なものだけ買って帰るという(笑)。
──じゃあメイクに悩んだらTwitterで検索するのがいいんですかね?
相沢 フォロワーの多い美容アカウントって的確な情報をツイートしたり、リツイートしたりしていることが多いじゃないですか。それで信頼を獲得してフォロワーが増えていくわけですよね。その人たちがリツイートしているものからアイテムを探していけば、一つの指標にはなります。
Instagramはちょっと違っていて、ステマが多いので使えないんですよ(笑)。写真が上がっていて分かりやすいんですけど、<PR>がとにかく多いから「ステマか……」となるので、インスタからは見つけにくいんですね。目やリップなど、パーツに特化している美容の人を見つけるのがインスタの正しい役割かなと。
意外とハッシュタグはTwitterが便利なんです。そんな感じで使い分けています。語りすぎてしまいました(笑)。
人とのかかわりが好き
──今後、やってみたいという目標みたいなものはありますか?相沢 生きていく上で、もっと言語を勉強したいというのがあります。英語も中途半端ですし、日本語も中途半端なんですよ。言葉が分からないというか。
熟語とかだめで、「難しい日本語使わないで?」ってよく言っちゃいます(笑)。四字熟語を言ってみてよと煽られたことがあったのですが、出てきたのが「方向音痴」でしたからね(笑)。
──(笑)。でも言語を学ぶ目的は自分の世界を広げるというのもあると思うんですね。そうした新しい出会いを期待していますか。
相沢 人と接するのは好きなので、前から考えていたことではありました。今までやってきたアルバイトも接客だけ。ホールや裏方で何かをする、という発想すらありませんでした。
もし今の仕事をしていなかったら、旅行会社で働きたいと思っていましたし、やっぱり人とのかかわりが好きなんだと思います。 相沢みなみさん出演作品をチェックする(FANZA)
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連載「ガール・ミーツ・ストリート」
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相沢みなみ
セクシー女優
1996年6月14日生まれ。アイデアポケット専属女優。FANZAアダルトアワード2019最優秀女優賞受賞。
公式Twitter:https://twitter.com/minami_aizawa_
公式Instagram:https://www.instagram.com/epoint2016/
持田薫
写真家
1991年生まれ。
雑誌、Web、映画スチールを中心に撮影。
HP:hhttps://www.kaoru-mochida.com/
BLACK
ファッションブランド
ディレクター・iLLNESSが手がけるストリートブランド。2015年頃より不定期にインターネット上で販売を開始し、ストリート/ネットカルチャーに敏感なユース世代を中心に絶大な人気を集めている。YouTuberのマホトさん、ラッパーのJinmenusagiさんやJUNKMANさんらが好んで着用。ラフォーレ原宿や#FR2にてポップアップストアも開催。
公式HP:http://blackbrain.tokyo/
Instagram:https://www.instagram.com/blackxbrain/
連載
どこかの誰かが、飲み屋でこぼした言葉に「新しいカルチャーはいつも、ストリートから生まれる」というものがあった。そうだ、新しいカルチャーはいつだって、ストリートから生まれてきた。 若者たちがカウンター・カルチャーの狼煙をあげたのだって、どこかの街の一角だった。誰も立ち入らないガレージだった。コンビニの駐車場にあるパーキングブロックに座って話しながらでも、何らかの文化は生まれてきた。ストリートは何も路上でなくてもいい。 街のクラブや小汚いライブハウス、人の気配のしない居酒屋。きらびやかなタワーのラウンジからだって、カルチャーは生まれてきた。誰もがその場所を、「ストリート」だと認識する限り。 本連載は、ストリートから浮かび上がるポップ・カルチャーにスポットを当て、いつもとは別の顔をした、さまざまな女性たちの新しい一面を発見していく。
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