入手困難な書籍や資料をパソコンやタブレット端末で閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のWebサイトで開始される。
本人確認のため身分証明書を用いた利用登録をすることでサービスの利用が可能になる。
すでに流通在庫がない絶版本などの入手困難資料のうち、電子データ化が済んだものが対象。なお、漫画や商業雑誌などは除外される。
2023年1月には不正コピー対策を行った上で、印刷もできるようになる予定となっている。
そのため一度出版されたものは基本的に収蔵されており、絶版本や発禁本まで揃っている(発行者が納本制度を認知していないなどの理由で納入されていないものもあり)。
これらの蔵書の総数は令和2年度で4560万9602点となっており、現在も国会図書館やその別館などで閲覧することができる。
資料的価値の高い絶版本は古書店などで取引されることが多いが、在庫のデジタル化が進んでいない領域も多く、市場から探すのも一苦労。また、書籍によっては非常に高価となる。
今回の国会図書館のサービスが、国内の学術や研究に与えるポジティブな価値に期待したい。
本人確認のため身分証明書を用いた利用登録をすることでサービスの利用が可能になる。
すでに流通在庫がない絶版本などの入手困難資料のうち、電子データ化が済んだものが対象。なお、漫画や商業雑誌などは除外される。
2023年1月には不正コピー対策を行った上で、印刷もできるようになる予定となっている。
日本の出版物はすべて国会図書館へ
日本国内で発行されたすべての出版物は、国立国会図書館への納入が、国立国会図書館法に基づく納本制度によって義務付けられている。そのため一度出版されたものは基本的に収蔵されており、絶版本や発禁本まで揃っている(発行者が納本制度を認知していないなどの理由で納入されていないものもあり)。
これらの蔵書の総数は令和2年度で4560万9602点となっており、現在も国会図書館やその別館などで閲覧することができる。
資料的価値の高い絶版本は古書店などで取引されることが多いが、在庫のデジタル化が進んでいない領域も多く、市場から探すのも一苦労。また、書籍によっては非常に高価となる。
今回の国会図書館のサービスが、国内の学術や研究に与えるポジティブな価値に期待したい。
変わっていく時代
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