成人向け漫画の読み放題サービス「Komiflo」が1月28日、VISAのクレジットカードの利用停止を発表した。
理由は「当社の管理外の事情」としている。
公式サイトでは、「2025年1月24日18時頃からKomifloサービスにおいてVisaクレジットカードをご利用いただけなくなりました」と案内した。
成人向け漫画誌の読み放題サービスを提供するKomiflo
「Komiflo」は株式会社Komifloが運営する漫画配信サービス。日本のほか、台湾、香港、マレーシア、シンガポールで利用できる。
『快楽天』など成人向け漫画誌(12誌)の最新号およびバックナンバーと、Komifloのオリジナル漫画が、月額1078円(税込)で読み放題になるサービスを提供。
支払い方法はクレジットカード(現在はJCB、Mastercard、American Express)、後払い決済サービス・atone、コンビニでの後払い、口座からの振込/後払い、電子マネー・BitCashなどが利用できる。
今回のVISAの利用停止に際しては、読み放題14日間無料等の特典を付与するJCBへの切り替えキャンペーンを実施中。
また、諸条件に当てはまるユーザーに対し、支払い方法の再設定期間として、サブスクリプション期間を7日間延長する措置も講じている。
メロンブックス、DLsiteでもVISAなどの利用停止が相次ぐ
「Komiflo」の他にも、成人向けコンテンツを扱う配信サービス等で、VISAを含む海外ブランドのクレジットカードの利用停止が近年相次いでいる。
2024年だけでもメロンブックス、DLsite、ファンティア、FANZA同人などが特定ブランドのクレジットカードの利用停止を発表した。
サービス全体ではなく一部での利用停止となるケースもあるが(メロンブックスはVISA/Mastercardは通販では利用不可で、実店舗では利用可能)、クレジットカードに決済方法の大部分を頼っていたサービスは変革を余儀なくされている。
例えば漫画配信サイト・マンガ図書館Zは、「クレジットカード会社からの決済停止」を大きなきっかけとしてサービスを終了。現在サービス再開を目指したクラウドファンディングの準備を進めている状況だ。
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