R-18の同人誌や同人ゲームを販売するFANZA同人が、6月14日12時よりVisaでの決済を一時停止したことを発表した。一時停止の理由は明らかになっていない。
また、当日の発表だったこともあり、Visa決済で同人作品を購入していたというユーザーの困惑の声が、SNSには投稿されはじめている。
FANZAは2022年にMastercardの利用を終了
FANZA同人は、株式会社デジタルコマースが運営するECサイト・FANZAの関連サービス。同人誌をはじめ、漫画、ゲーム、CG集、音声・ボイスの同人作品を販売している。
現在公式サイトのトップページには、「【重要】Visaをご利用のお客様へ」と題した文言が掲載中。
「大変急なお知らせとなりご迷惑をおかけいたしますが、2024年6月14日(金)12時よりFANZA同人でのVisa決済を一時停止しております。大変ご不便をおかけいたしますが、Visaをご利用のお客様はその他の決済手段へのご変更をお願いいたします」と呼びかけている。
また、Visaでの決済に代わる選択肢の一つとして、DMM JCBカードを勧めており、新規入会キャンペーンを案内している。
なお、FANZAでは2022年7月にMastercardでの決済利用を終了している。その理由について、KAI-YOU.netの取材に対し「諸条件が折り合わず、残念ながら契約終了となりました」と回答している。
DLsite、ファンティアもVisaの利用方法を変更
FANZA同人に限らず、ここ1〜2年でVisaの利用を停止または一時停止するサービスが増加している。
大手ダウンロード販売サイト・DLsiteや、クリエイター支援サイト・ファンティアがその代表格だ。共通項として挙げられるのは、アダルトコンテンツの取り扱いが多い点にある。
他にもMastercard、American Express、PayPalも含めると、pixivやBOOTHなどピクシブ社の関連サービス、ニコニコにも範囲が及ぶ。
いずれも利用終了や一時停止を決定して決済手段の変更をユーザーに促しており、JCBやキャリア決済へのニーズが上昇している状況だ。
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