『ドカベン』『あぶさん』などで知られる漫画家・水島新司さんが1月10日、肺炎のため亡くなった。
享年82歳、うち63年にわたって漫画家として活動を続けてきた。
野球を題材にした作品を多く残した“野球漫画の第一人者”として知られており、2005年には紫綬褒章、2014年には旭日小綬章を受けている。
“ドカベン”こと山田太郎を主人公した「ドカベン」シリーズが特に有名で、シリーズ第1作『ドカベン』のコミックス全48巻は、漫画全巻ドットコムによれば累計で4800万部発行。TVアニメ化も果たした代表作として知られている。
これに続く甲子園を舞台にした『大甲子園』、プロ野球に舞台を移した『ドカベン スーパースターズ編』、そして2018年に完結した最終章『ドカベン ドリームトーナメント編』と、46年にわたって物語を描き続けた。
そして2020年12月1日に所属事務所を通じて引退を発表。「今日まで63年間頑張って参りましたが、本日を以って引退することに決めました。これからの漫画界、野球界の発展を心よりお祈り申し上げます」と、引退に際してコメントしていた。
享年82歳、うち63年にわたって漫画家として活動を続けてきた。
野球漫画の第一人者・水島新司
水島新司さんは1958年に18歳で漫画家デビュー。『野球狂の詩』で講談社出版文化賞、『男どアホウ甲子園』『あぶさん』などで小学館漫画賞を受賞。野球を題材にした作品を多く残した“野球漫画の第一人者”として知られており、2005年には紫綬褒章、2014年には旭日小綬章を受けている。
“ドカベン”こと山田太郎を主人公した「ドカベン」シリーズが特に有名で、シリーズ第1作『ドカベン』のコミックス全48巻は、漫画全巻ドットコムによれば累計で4800万部発行。TVアニメ化も果たした代表作として知られている。
これに続く甲子園を舞台にした『大甲子園』、プロ野球に舞台を移した『ドカベン スーパースターズ編』、そして2018年に完結した最終章『ドカベン ドリームトーナメント編』と、46年にわたって物語を描き続けた。
そして2020年12月1日に所属事務所を通じて引退を発表。「今日まで63年間頑張って参りましたが、本日を以って引退することに決めました。これからの漫画界、野球界の発展を心よりお祈り申し上げます」と、引退に際してコメントしていた。
受け継がれる名作
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