最も長い歴史を誇るSFジャンルの文学賞である「星雲賞」の第44回受賞作品が決定。7月20日(土)の第52回日本SF大会での星雲賞授与式において発表された。「日本長編部門(小説)」は『屍者の帝国』、「メディア部門」はアニメ『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』などが受賞した。
星雲賞とは、1970年から続く歴史ある文学賞。前年度中に発表されたSF作品の中から、日本SF大会の参加者のファン投票によって受賞作品が決まるのが最大の特徴だ。「日本長編部門」「日本短編部門」「海外長編部門」「海外短編部門」「メディア部門」「コミック部門」「アート部門」「ノンフィクション部門」「自由部門」といった部門に分かれており、文学賞と謳いつつも、媒体を問わず幅広いSF作品を対象にしている。
第44回を数える今回の星雲賞は、2013年3月25日から5月31日にかけて、第52回日本SF大会の参加者らによる投票で決定された。
今回の候補作品については、以下記事を参考にしていただきたい。
第44回星雲賞の候補作品発表。『屍者の帝国』『さよなら絶望先生』『魔法先生ネギま!』『巨神兵東京に現る』など - KAI-YOU.net『屍者の帝国』
「いま集合的無意識を、」
『アンドロイドの夢の羊』
『ポケットの中の法(ダルマ)』
『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』
『星を継ぐもの』
情報処理2012年05月号別刷「《特集》CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」
※星雲賞受賞を記念して、デジタル版が9月3日まで期間限定で無料に!
「iPS細胞」
文:たかはしさとみ
星雲賞とは、1970年から続く歴史ある文学賞。前年度中に発表されたSF作品の中から、日本SF大会の参加者のファン投票によって受賞作品が決まるのが最大の特徴だ。「日本長編部門」「日本短編部門」「海外長編部門」「海外短編部門」「メディア部門」「コミック部門」「アート部門」「ノンフィクション部門」「自由部門」といった部門に分かれており、文学賞と謳いつつも、媒体を問わず幅広いSF作品を対象にしている。
第44回を数える今回の星雲賞は、2013年3月25日から5月31日にかけて、第52回日本SF大会の参加者らによる投票で決定された。
今回の候補作品については、以下記事を参考にしていただきたい。
第44回星雲賞の候補作品発表。『屍者の帝国』『さよなら絶望先生』『魔法先生ネギま!』『巨神兵東京に現る』など - KAI-YOU.net
第44回 星雲賞 受賞作品リスト
【日本長編部門(小説)】
『屍者の帝国』
著者:伊藤計劃 円城塔 / 発行:河出書房新社
【日本短編部門(小説)】
「いま集合的無意識を、」
著者:神林長平 / 早川書房『いま集合的無意識を、』収録
【海外長編部門(小説)】
『アンドロイドの夢の羊』
著者:ジョン・スコルジー / 訳者:内田昌之 / 発行:早川書房
【海外短編部門(小説)】
『ポケットの中の法(ダルマ)』
著者:パオロ・バチガルピ / 訳者:金子浩 / 早川書房『第六ポンプ』収録
【メディア部門】
『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』
監督:佐藤竜雄 / 制作:株式会社サテライト / 製作:モーレツ宇宙海賊製作委員会 /原作:笹本祐一
【コミック部門】
『星を継ぐもの』
著者:星野之宣 / 原作:ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』シリーズ(創元SF文庫)/ 出版社:株式会社小学館
【アート部門】
鶴田謙二
【ノンフィクション部門】
情報処理2012年05月号別刷「《特集》CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」
ゲストエディタ:後藤 真孝(産業技術総合研究所)/ 発行:情報処理学会
※星雲賞受賞を記念して、デジタル版が9月3日まで期間限定で無料に!
【自由部門】
「iPS細胞」
受賞対象者:京都大学iPS細胞研究所
文:たかはしさとみ
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