ミステリー作家のアガサ・クリスティーさんの没後50年を記念し、代表作『そして誰もいなくなった』の改訳新版が、3月2日(月)に早川書房のクリスティー文庫から刊行される。
新版の刊行にあたっては、作中の雰囲気はそのままに、文中の用語や文章のリズム感を見直し。新たに装画をjunaidaさん、装幀を藤井瑶さんが担当した。
また、文筆家の山崎怜奈さんの書き下ろし解説と、旧版にも収録された小説家・赤川次郎さんの解説も再録されている。
クリスティー作品の代表作『そして誰もいなくなった』
『そして誰もいなくなった』は1939年にイギリスで刊行。クリスティー作品の中でも特に評価が高く、代表作として挙げられることも多い一作だ。
物語は孤島の兵隊島で、10人の男女が童謡になぞらえて次々に殺されていく過程を描く。「絶海の孤島」という閉鎖空間(クローズドサークル)や、見立て殺人を取り入れた作品の代表作として知らていれる。
また、2026年はクリスティー作品の『アクロイド殺し』が刊行100年、『スリーピング・マーダー』が刊行50年を迎える。
『アクロイド殺し』
『スリーピング・マーダー』
前者は、卵型の頭、自慢の大きな口髭が特徴の愛すべき名探偵エルキュール・ポアロが活躍。後者は、イギリスの小さな村に住む上品な老婦人の名探偵ミス・マープルの最後の事件を描いている。
没後50年の節目に、「ミステリーの女王」と謳われたアガサ・クリスティーさんの世界に触れてみるのはいかがだろうか。
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