直木賞作家・米澤穂信さんが小説『石の刃』を11月22日(金)刊行の「小説 野性時代 特別編集 2024年冬号」(KADOKAWA)から連載スタートする。
『石の刃』は米澤穂信さん初となるリーガルミステリ(裁判などを題材としたミステリ)。
毎号の連載扉は、主人公の弁護士・絵島を演じる星野源さんが飾る。その写真のディレクションも星野源さん自らが手がける。
発行元のKADOKAWAは「小説とビジュアルの連動企画となっています。2人のクリエイターがひとつの小説をつくりあげる、夢の共同創作作品です」と打ち出している。
〈古典部〉〈小市民〉などのシリーズで知られる直木賞作家・米澤穂信
米澤穂信さんは岐阜県出身の小説家。
2001年に『氷菓』で、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を受賞しデビュー。
以降『氷菓』は「〈古典部〉シリーズ」として米澤穂信さんを代表する作品群となり、2012年にアニメ化。また、2024年7月には「〈小市民〉シリーズ」もアニメ化されている。
2021年刊行の『黒牢城』で第12回山田風太郎賞、第166回直木三十五賞、第22回本格ミステリ大賞を受賞。
このほか、4つの年間ミステリランキングで1位を獲得するなど話題となった。
「野性時代」連載開始号には星野源のインタビューも収録
『石の刃』が連載開始する「小説 野性時代 特別編集 2024年冬号」では、星野源さんが表紙に登場。
星野源さんの最新著書『いのちの車窓から 2』に関するインタビューも収録される。
星野源さんはインタビューなどで以前から米澤穂信さんの作品に言及。2018年の「ダ・ヴィンチ」では対談もおこなわれている。
「小説 野性時代 特別編集 2024年冬号」は、11月22日(金)に刊行される。
『石の刃』あらすじ
虎ノ門の一角に法律事務所を構える弁護士の絵島のもとに、アポなしの客が訪れる。話を聞くべく事務所の部下である三条は絵島とともに応接室に向かうが、企業法務を受けることが多い絵島法律事務所において、それは専門外の意外な依頼だった……。
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