2001年生まれの海外アニメーターWeilin Zhangとは『呪術』『ポケモン』参加の気鋭

2001年生まれの海外アニメーターWeilin Zhangとは『呪術』『ポケモン』参加の気鋭
2001年生まれの海外アニメーターWeilin Zhangとは『呪術』『ポケモン』参加の気鋭

Weilin Zhangさんが投稿した動画のワンシーン

POPなポイントを3行で

  • 2001年生まれの海外アニメーター・Weilin Zhang
  • 10代という若さで日本の名だたる作品に参加
  • 『呪術廻戦』『ポケモン』『モブサイコ100』など
朴性厚(パク・ソンフ)さんやBahi JD(バヒJD)さんら、いまや海外出身アニメーターも活躍する日本のアニメ業界。その中でも新たな才能として注目を集めるのがWeilin Zhangさんだ。

10代で『ポケットモンスター』のオリジナルアニメ『薄明の翼』をはじめ、『呪術廻戦』『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』『モブサイコ100』『アズールレーン』などの人気作品に参加。

独特のアニメーションのアイディア、それを実現させる実力を持ち合わせる2001年生まれのアニメーターとは、いったいどんな人物なのだろうか。今回は紹介にあたって、少しだけコメントをもらうことができた。

神作画を生み出す若きアニメーター・Weilin Zhang

Weilin Zhangさんが参加した『薄明の翼』 第7話「空」
2001年にアメリカのカリフォルニア州で生まれたWeilin Zhangさん。初めてアニメーションを描いたのは小学生のときに付箋に描いたものだった。

「棒人間のWebアニメーションを見たことをきっかけにアニメーションを学びたいと思いました。同じような棒人間によるアニメを描きたかったのですが、難しすぎて断念し、代わりにキャラクターアニメーションを描くようになりました」
Shine Time
その数年後、Weilin Zhangさんは様々な日本のアニメ作品に参加していくことになるが、聞けばアニメーションに関する専門的な教育を受けたことがないという。

スキルのほとんどをWeb上のフォーラムや友人から学んでおり、特に日本のアニメーション作品ジャッキー・チェンさんが出演する映画を熱心に勉強していたという。

日本のアニメやジャッキー・チェンの映画がルーツ

「子どもの頃からアニメや漫画をよく見ていましたが、特に日本のアニメ作品やジャッキー・チェンの映画は私のルーツです」

Weilin Zhangさんの担当した作画は、いずれも緩急や重心の描写に優れ、さらにダイナミックなカメラワークやエフェクト、格闘シーンではリズミカルで気持ちのいい手足の動きが特徴だ。

ジャッキー・チェンさんの出演作と聞いて、納得する人も多いのではないだろうか。現在も人気作への参加が続くだけに、クレジットで見かけたらぜひその動きに注目してほしい。

シーンで異彩を放つアニメーター

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。