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映画『SLAM DUNK』監督は井上雄彦 スタッフからみる3DCGアニメの可能性

映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)【2022年秋公開】

POPなポイントを3行で

  • 映画『SLAM DUNK』監督は井上雄彦、2022年秋公開
  • キャラデザ・作監は『進撃』『カバネリ』の江原康之
  • スタッフ陣から考える3DCGアニメという可能性
バスケットボール漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』の新作アニメ映画(タイトル未定)が2022年秋に公開決定。監督・脚本は、原作者の井上雄彦さん自ら担当する。

公式サイトおよび東映アニメーションの公式YouTubeチャンネルなどで公開されたPVには、桜木花道、赤木剛憲、流川楓、三井寿、宮城リョータの湘北高校バスケ部と思しきメンバーが登場。ラフなタッチの絵柄で円陣を組むユニフォーム姿が確認できる。

映像内では膨大なスタッフ情報も解禁。キャラクターデザイン・作画監督は『進撃の巨人』や『甲鉄城のカバネリ』の江原康之さん、美術監督を『進撃の巨人 The Final Season』の小倉一男さん、音響監修に『化物語』や『響け!ユーフォニアム』の鶴岡陽太さんらが名を連ねた。

演出陣には『レイヤードストーリーズ ゼロ』の大橋聡雄さん、『亜人』でアニメーションディレクターを担当した元田康弘さんら、3DCGアニメに携わってきた面々に加え、東映アニメーション制作の映画『魔女見習いをさがして』で初監督(佐藤順一さんと共同)をつとめた鎌谷悠さんも参加する。

目次

熱狂を生み出したバスケ漫画『スラムダンク』

『スラムダンク』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1990年から1996まで連載されたバスケットボール漫画。『週刊少年ジャンプ』が最大発行部数653万部(1995年)を記録するなど、いわゆるジャンプ黄金期を代表する作品の1つだ。

神奈川県にある湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の不良・桜木花道が、仲間との衝突や強豪校との対決、さらには自身の努力によって、天性の才能を開花。驚異的な身体能力を武器にした選手へと成長していく。

作者である井上雄彦さんによる迫力と緊迫感のある試合描写や、個性的な登場人物たちが人気を集め、国内のシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。当時の読者の多くがバスケをはじめるなど、バスケットボールブームを巻き起こした。

1993年から1996年にTVアニメが放送、その間、1994年と1995年には劇場アニメが合計4作公開。新作アニメ映画は、作品30周年の翌年である2021年1月に井上雄彦さんがTwitterでサプライズ発表。

TVアニメがインターハイへ向かう途中で終了していたこともあり、続編なのか、完全新作なのか、大きな注目が集まっている。

新作アニメ映画はCG作品? スタッフ陣から展望

新作アニメ映画『スラムダンク』はどんな物語なのか? 情報は明らかになっておらず、PV内の主人公・桜木花道の髪型が坊主である点から、ある程度の時間軸が想定できるのみ。

一方で、発表されたスタッフ陣を見ることで、その制作手法はおぼろげながら見えてくる。例えば今回発表された中では、アニメーターと聞いて一般にイメージしやすい「作画」以上に、「Animation」という役割のスタッフが多いことがわかる。

これはCGアニメにおいて、2Dの絵や3DCGモデルなどの位置・形を1フレーム単位で変化させ、それらのフレームを連続再生することで動いているように見せる工程・手法を指す(外部リンク)。

Rig」も同様で、CGアニメのクレジットで「リギング」といった役職を目にした覚えがある人も多いだろう。ちなみにリグは、キャラクターに多彩な動きをつけるためのコントローラーを構築する工程。アニメーターはこれを操作してキャラに動きを付ける(外部リンク)。

スタッフ陣にはほかにも、モーションキャプチャーやモデリングといった役職があり、映画『スラムダンク』は少なからず3DCGを用いた作品になる可能性が高い。バスケ特有の動きの表現も楽しみなポイントだ。

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