映画館を運営するTOHOシネマズは、6月1日(木)から映画の鑑賞料金を改定すると発表。これまで1900円だった一般料金を2000円に値上げする。
対象はTOHOシネマズ全国71拠点。一般以外にもシニア、レイトショー、ファーストデイ、シネマイレージデイ、TOHOウェンズデイの料金が、従来から100円値上げ。
大学・高校・中学・小学生および幼児の鑑賞料金は据え置き。障がい者割引も現行料金の1000円から変更はない。
しかし「エネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇、アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増等」は、企業努力だけで補えないと判断。
鑑賞料金の改定に至ったと説明し、「今後も更なる企業努力により、お客様にご満足いただけるようサービスの向上に努めて参ります」とコメントした。
映画興行事業は、TOHOシネマズ等で上映された『すずめの戸締まり』をはじめ、『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』などがヒット。
好調に推移していたが、エネルギー価格の高騰や円安による各種コストの負担増で、鑑賞料金の値上げに踏み切る形となった。
対象はTOHOシネマズ全国71拠点。一般以外にもシニア、レイトショー、ファーストデイ、シネマイレージデイ、TOHOウェンズデイの料金が、従来から100円値上げ。
大学・高校・中学・小学生および幼児の鑑賞料金は据え置き。障がい者割引も現行料金の1000円から変更はない。
【TOHOシネマズ 6月1日以降の鑑賞料金】
一般:1900円→2000円
シニア:1200円→1300円
レイトショー:1400円→1500円
ファーストデイ:1200円→1300円
シネマイレージデイ:1200円→1300円
TOHOウェンズデイ:1200円→1300円
円安による仕入れコスト、運営コストが増加
TOHOシネマズは公式サイトで、キャッシュレス決済の推進をはじめとした運営の効率化や鑑賞環境の改善を図ってきたと説明。しかし「エネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇、アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増等」は、企業努力だけで補えないと判断。
鑑賞料金の改定に至ったと説明し、「今後も更なる企業努力により、お客様にご満足いただけるようサービスの向上に努めて参ります」とコメントした。
東宝の映画興行事業は好調に推移
TOHOシネマズの親会社である映画配給大手の東宝は4月13日、2023年2月期の連結決算を発表(外部リンク)。映画興行事業は、TOHOシネマズ等で上映された『すずめの戸締まり』をはじめ、『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』などがヒット。
好調に推移していたが、エネルギー価格の高騰や円安による各種コストの負担増で、鑑賞料金の値上げに踏み切る形となった。
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