コレクターが解説する「春画展」 ニコニコネット超会議で北斎や歌麿を見よう

コレクターが解説する「春画展」 ニコニコネット超会議で北斎や歌麿を見よう
コレクターが解説する「春画展」 ニコニコネット超会議で北斎や歌麿を見よう

歌川派 小判春画「役者と芸者」江戸時代後期(19世紀)/撮影=木奥恵三

POPなポイントを3行で

  • 「ニコニコネット超会議2021」にて「春画展」開催
  • 喜多川歌麿や葛飾北斎の作品を展示
  • 春画コレクター浦上満さんが所蔵作品を解説
ドワンゴが、「ニコニコネット超会議2021」にて企画されている、ニコニコ美術館初主催のネット展覧会「春画展」の展示内容を発表。

ドワンゴ社内に実際に展示される作品のラインナップが発表された。

「ニコニコネット超会議2021」は4月24日(土)から5月1日(月)まで開催される。

トップクラスのコレクターが解説する展覧会「春画展」

「春画展」は、ニコニコ生放送にて2012年から放送されている、学芸員や専門家などの解説とともに美術館から展覧会の魅力を発信するシリーズ「ニコニコ美術館」にて開催される企画。

歌川派「扇面男女図」小判(変形)春画 江戸時代後期(19世紀)/撮影=木奥恵三

4月24日、5月1日には、東洋古美術の専門美術商「浦上蒼穹堂」店主で春画コレクター、世界有数の北斎漫画の蒐集家でもある浦上満さんと公益財団法人永青文庫副館長の橋本麻里さんが解説する生放送が行われる。

展示作品
■歌川派『扇面男女図』小判(変形)春画 江戸時代後期(19世紀)
■小判春画『役者と芸者』歌川派 江戸時代後期(19世紀)
■鳥文斎栄之『欠題組物』大判錦絵 江戸時代寛政期(18世紀末)
■勝川春潮『欠題組物』大判錦絵 江戸時代寛政期(18世紀末)
■歌川國虎『センリキャウ』色摺 江戸時代文政7年(1824年)
■葛飾北斎『つひの雛形』大判錦絵 江戸時代文化9年(1812年)
■肉筆春画『秘戯図画巻』江戸時代前期
■鳥橋斎栄里『婦美の清書』大判錦絵 江戸時代享和元年(1801年)
■歌川派 豆判春画 多数 江戸時代後期(19世紀)
■歌川国貞『花鳥余情吾妻源氏』色摺大本 江戸時代天保8年(1837年)
■歌川国貞『四季の詠』色摺大本 江戸時代文政10年(1827年)
■渓斎英泉『画図玉藻譚』色摺半紙本 江戸時代天保元年(1830年)
■渓斎英泉『古能手佳史話』色摺半紙本 江戸時代天保7年(1836年)

生放送では、上記の作品のほかに喜多川歌麿『歌満くら』や葛飾北斎『喜能会之故真通』など浦上満さんが所蔵している作品を実際に見ながら解説が行われる。

かつての春画展図録に特典を付けて再販

展覧会の開催にあたり、2015年に開催された春画展の図録に「ニコニコ美術館」購入者特典として「山本仁商店謹製浮世絵てぬぐい(喜多川歌麿『歌満くら』)」が付いて再販。

値段は6,600円(税込)となる。

『SHUNGA 春画展 図録』

販売ページは、4月24日(土)23時から放送される番組内で発表。

販売期間は5月9日(日)までの期間限定で発売される。(売り切れ次第終了)

伝統と革新が入り混じるアート

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