メカニックデザインを担当する新たなスタッフとして、『科学忍者隊ガッチャマン』『機動戦士ガンダム』などのメカデザインで知られる大河原邦男さんの参加が決定。
あわせて大河原さんが手がけた「ウルスラグナ」と「オデッセイ」の2機のデザインが解禁された。
メカデザインの第一人者・大河原邦男が『エウレカ』に
2017年にスタートした『交響詩篇エウレカセブン』のリブート作品となる劇場版3部作「ハイレボリューション」シリーズ。最終作に登場する「ウルスラグナ」は、ジェットボードを操り高機動の空中戦を行うことができるプライムドレス(強攻防護機械化装甲歩兵)。 「鋼鉄の魔女」と呼ばれるエースパイロットが搭乗する機体「SCT-A7A」は強襲強化型。ドローンを搭載し、それによって敵の無力化を計ることもできる。
ほかにSCT-J7G(統合歩兵型)、SCT-S7E(支援電子戦型)なども存在し、編隊を組んでの戦闘でも大いに力を 発揮する。 一方のオデッセイは、劇中世界で現在主力として使われているKLF(軍事用の汎用人型重機、Kraft Light Fighter)。 下半身がまるごとジェットエンジンになっており、空中戦に特化。 指揮官機は両腕がガンランチャーになっており、エンジン上部にはミサイルランチャーを搭載している。
『機動戦士ガンダム』のモビルスーツをはじめ、数々のアニメーション作品においてメカデザインを担当。アニメ業界におけるメカデザインの第一人者とも呼ばれる大河原さん。
『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』への参加にあたって、「合理的で楽しい仕事となりました」と振り返っている。
メカニックデザイン:大河原邦男さんコメント
京田監督との仕事は初めてでしたがオデッセイ、ウルスラグナ両機のコンセプト&ギミックアイディアを明確にお持ちでした。
それを素直に表現すれば良かったので合理的で楽しい仕事となりました。
手書きアニメという事でしたのでなるべく線を少なく形の取り易いデザインを心掛けましたが時代の流れでしょうか昔から比べると線が多くなってしまいました。メカ達の活躍を楽しみにしておりますがこれを動かすアニメーターさんのご苦労を考えると複雑な気持ちになります。
1972年竜の子プロの上司 中村光毅さんの勧めでメカデザインの道を歩み始めてもう直ぐ半世紀になりますが皆様に今でもお声掛けいただけることに感謝です。
有難うございます。
2000年代を代表するボーイ・ミーツ・ガール
「コードギアス」シリーズなどと並びロボット/軍事ものとして高い評価を受け、2000年代を代表する作品のひとつに挙げられることも多い。
劇中歌にはSUPERCARの「STORYWRITER」や電気グルーヴの「虹」なども使用され、NIRGILIS「sakura」や高田梢枝さん「秘密基地」をはじめとするOP・EDを含め、その世界観を彩る楽曲面でも評価される。
その後も劇場版『ポケットが虹でいっぱい』の公開や、直接の続編となる『エウレカセブンAO』の放送など展開。2017年よりリブート作品となる劇場版3部作「ハイレボリューション」シリーズがスタートした。 なお今回、ティザーポスターをあしらったオリジナルクリアファイル付き前売り券の情報も発表。3月6日(土)より上映劇場並びにメイジャー通販にて販売される。
©️2021 BONES/Project EUREKA MOVIE
「ハイエボリューション」の最後とは?
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作品情報
EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション
- 公開
- 2021年 初夏 全国ロードショー
- 監督
- 京田知己
- アニメーション制作
- ボンズ
- キャスト
- エウレカ役:名塚佳織
- メカニックデザイン
- 大河原邦男
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