26日には、前夜祭と題されたライブイベント「にじさんじ Anniversary Festival 2021 前夜祭 feat.FLOW」が開催された。
2020年9月の中頃に「にじさんじ Anniversary Festival 2021」が初アナウンスされたあと、有観客を目指して様々なイベントを予定していたが、コロナ禍の影響もあって各種イベントを中止。
今回のにじさんじFes内で開催されるほぼすべてのイベントをオンラインへと変更した中で、前夜祭と27日の「にじさんじ JAPAN TOUR 2020 Shout in the Rainbow! 東京リベンジ公演」は、東京ビッグサイト青海展示棟Bホールで、限定的に観客を入れても開催された(オンライン配信もあり)。
今回は26日に有観客で決行された「にじさんじ Anniversary Festival 2021 前夜祭 feat.FLOW」の模様をレポートしていきたい。出演者は樋口楓、剣持刀也、緑仙、三枝明那、加賀美ハヤト、星川サラのにじさんじライバー6人と、FLOWだ。 取材・文:草野虹 編集:恩田雄多
【写真100枚超】にじさんじとFLOWの邂逅を一気に振り返る
目次
演者にも観客にも、ライブの緊張感が漂う前夜祭
ライブ会場となる屋内会場の脇スペースには、開催にあわせてファンから贈られたフラワースタンドがずらりと並べられ、一目で壮観とわかる光景に観客・スタッフ問わずに多くの人が足を運んでいた。
開演前アナウンスをつとめたのは、今回のライブで初めて自身の3Dモデルをリアルな場で披露する三枝明那だ。途中で「んん?」などとつっかえながらのアナウンスは、これが録音ではなく「いまここで本人が読んでいる」というリアリティをもたらしていた。
オープニングムービーに続いて、にじさんじのライバーとFLOWの全出演者で披露されたこの日の1曲目は「COLORS」。アニソンシーンでは言わずと知れた名曲だが、MCで「にじさんじは色とりどり(のメンバーがいる)という意味を踏まえて選んだ」と説明されたように、この日の主役であるにじさんじのライバーを意識した選曲だった。
この日の大切さを物語った加賀美ハヤトと三枝明那
彼が選曲したのは自身の3Dモデル初披露の場でも歌い上げたPENGUIN RESEARCH「決闘」。オケとはいえ激しいロックサウンドに序盤から観客も大きく腕を振り上げる。
これまでの動画配信で何度かデスボイスを披露してきた彼は、この日は高い歌唱力とシャウトを見せつけた。炎がバンバン上がるステージ演出も加わり、先陣にふさわしいステージングだった。
彼にとっては、はじめて自身の3Dモデルをリアルライブで披露する記念すべき舞台。もちろん緊張もあっただろう。「会いに行くよいま 星を辿って 夜の闇に沈む君の街まで」と歌った直後、「会いにきたぞ!」と叫んで左右のスクリーンをめいっぱいに動き回り、声を伸びやかに響かせていく。
丸っこくて優しい彼の声色は、ステージを見る者の心を震わせているようだった。この日のステージが本人にとっていかに大切だったか、終了直後のツイートにも表れていた。
会えてよかった ここまで連れてきてくれてありがとう😊 祭りは続く!!!!!!!!!!!#にじFes2021
— 三枝明那🌶 (@333akina) February 26, 2021
3件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:4338)
そうでしたか。ごめんなさい🙏前夜祭の興奮で感情が荒ぶってました。
恩田雄多
コメントありがとうございます! 編集の恩田です。
記事中で使用している写真は、すべてオフィシャルにご提供いただいております。
安心してお楽しみください!
匿名ハッコウくん(ID:4336)
前夜祭はスクショ禁止のはずですよ?